今日の問題提起:
平均律クラヴィーア曲集第2巻の冒頭を飾る前奏曲ハ長調。試しにこの曲の演奏をYouTubeでいくつか聴いてみました(あなたも「BWV870」と検索してみてください)。ピアニストの方々の演奏は、ことごとくイン・テンポです。でも、チェンバロ奏者の私は決してそんな演奏はしません。チェンバロ奏者の目でこの楽譜を見るならば、これはバロック時代の即興演奏そのものだからです。
ビデオの要約:
- 当時、対位法はごく当たり前で、即興演奏だって対位法的に演奏された
- この曲は、対位法の中でも「いかにも即興で演奏された対位法」という書き方で作られている
- 冒頭2小節間伸び続ける低音は途中で聞こえなくなってしまうので、例えば豪快な装飾音で印象付ける
- ある音を自由に伸ばしたりするときの、聴き手に拍の誤解を与えない弾き方とは?
では、以上の解説を踏まえて、この曲を通してお聴き下さい。
バッハの練習に時間がかかって苦労していませんか?
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- 隅々まで配慮が行き届いた演奏が自然にできるようになります。
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