裏の河原で春探し(写真付き)
娘はずっと学校が休みで、家の中にじっとしてばかりいても気分が晴れないですから、自宅の裏の五十嵐川に散歩に連れ出しました。
土手を下りたら、あちこちに柳の花がたくさん咲いています。黄緑色の花が開くと遠くからでも良く目立ちます。花がまだ開いていないものは銀色の毛に包まれて、触るととても気持ちがいいです。
人が植えたわけでもなく勝手に生えている柳。街中でもそんな自然が見られるのが嬉しくて、娘が生まれる前くらいまでは毎年この時期になると裏の河原に柳の花を見に行ったものでした。でもいつのまにかそんなこともしなくなって、たぶん10年ぶりくらいです。久しぶりにゆったりと時を忘れて春探しをしました。
川の中を覗くと、何の魚か、卵からかえったばかりの2mmくらいの稚魚がたくさん流れていました。おなかにまだ養分の入った袋をくっつけたまま、流れに任せて泳ぎもせずに流れていくのです。夏になって見かける、5cmから10cmくらいの黒っぽい魚にやがて成長するのでしょうか? 魚のことは詳しくないので名前も分かりませんけれど。
世界中がコロナウイルスで大変なことになっているのに、春はいつものように巡ってきて、毎年の営みを繰り返すんですね。家の中でも、娘の前ではコロナウイルスの話はしないようにして、努めて明るい雰囲気を保つようにしています。自分の力の及ばないことを心配したり嘆いたりしても何も変わりませんからね。
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おはようございます。
柳の花は全く知りませんでした!
白秋のふるさとの柳川の柳の写真や
「古池や蛙飛び込む水の音」このイメージの絵にあった柳、
新潟市中央区東堀の柳の並木は毎年見ていますが、花が咲くとは思っていませんでした。
今度どこかで出会ってみたいと思います。
人の手で植えられる「しだれやなぎ」は花があまり目立たないですよね。私が見たのは「ねこやなぎ」などの仲間です。ちゃんとした名前は、図鑑は持っているのですが、似たような柳の仲間が何十種類も載っていて、よく分からないです。
ねこやなぎ! 春の使者! なつかしい、、、。
久しく忘れていたのを思い出しました。種類もたくさん、まるっこいのや、長いのや、、でもどれもネコのような手触り、そして暖かになると黄金色のひげが出てくるんですよね。
川岸をコンクリートで固める前はどこにでも見られたものです。
寒くても、ねこやなぎが帽子を脱ぎはじめたら「春がもうそこまで来てる!」
はるか昔の、子供の頃の春を待つ心のときめきを思い出しました。
夜明け前が一番暗い、とか上がらない雨はない、とか言います。
不安にさせる暗いニュースが多いようです、これもそのうちに過去のことになるんですね。
ねこやなぎがお好きとは、嬉しいです!
園芸種ではないので地味ですけれど、暖かい陽射しとか、ひばりの鳴き声とか、春のいろいろなものの記憶と一緒になっているので、私も特別の愛着を覚えました。
ゆったりと時を忘れて春探し・・いいですね~。
春はいつものようにめぐって来て・・私は父が亡くなった次の春、そう思いました。
娘さんが、とても素敵だと思いました。 (゜))<<。
ありがとうございます。
最近娘はカメラを向けるとわざとおかしな顔をするので、何度か撮り直したうちの一枚です。