雛人形を飾りました(写真付き)

珍しく私と娘がそろって家にいる休日だったので、 今年は昨年よりも少し早めに飾りました。一年ぶりに見るお雛様。いいですね。

娘が生まれた年の春に妻の実家から買ってもらった雛人形です。それ以来毎年、飾るのも片付けるのも私の役目です。物を組み立てたりするのは子供のときから大好きですから。

西陣織で作られた衣装などを手に取ってじっくり眺めると、何度見ても感心してしまいます。歴史と伝統を感じますね。プラスチック部品は手に取ってじっくり眺めると細かいところの粗がちょと気になりますが。

さて、この飾り作業、娘が幼いうちは私一人で黙々と作業をしていれば良かったですが、娘が少し大きくなるとそうはいきませんでした。自分でも手出しをしたくなるんですね。でも、触ると壊れる部品がたくさんあるので、なだめたり、ごまかしたりしながら、娘にさせた所をやり直したりして作業にけっこう時間がかかったものです。

でも今年はさすがに違いました。「全部自分がやりたい」と言い出して、さすがに子供1人では難しいところもありますが、できるだけさせてあげました。触ると壊れそうな難しそうなところを私が勝手に飾ると「自分でやりたかったのに」と文句も言います。おかげで、ずいぶんと短時間で飾り終えました。

細かい作業だけでなくて、力仕事も役に立ちました。雛人形を収納してある上の階の物置部屋から下ろすのが一仕事なんです。特に飾り台を分解して入れてある大きな段ボール箱は重くて大きくて、昨年まではこれを運ぶだけでも汗をかくほどでした。今年は娘が一緒に持ってくれたので大違いです。

写真左の橘が斜めに置かれて緋毛氈もしわになっているのは、写真を撮るために娘があちこち動き回ったときに引っ掛けたのでしょう。後ですぐに直しました。その左下に半分だけ写っている木の札が赤く汚れているように見えるのは、まだ幼かった娘が赤ボールペンでびっしり書いた落書きです。「こんなのも飾るのか?」と私が聞くと、悪びれもせず恥ずかしがりもせず「うん」と答えます。まあ、落書きもいい記念ではありますけど。

雛人形を飾るのは一年に一度ですから、普段気付かない娘の成長に気付く良い機会ですね。

 

そういえば音楽にも同じことが言えますね。以前弾いた曲にもう一度取り組むと、その間の数年間に自分がどれだけ変わったかがよく分かります。楽譜の書き込みを見て「あの頃はこんなこともわざわざ書き込まないと意識できなかったのか」などと思うこともありますし、弾き方がまるで変わるために、書き込みを全部消さなければならなかったりもします。20年以上ぶりに弾く曲など、自分で書いた書き込みなのに、まるで意味を成さない落書きのようです。

演奏はその時の自分を映し出すものだから、同じ曲でもこの先ずっと変わり続けることでしょう。

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雛人形を飾りました(写真付き)” に対して1件のコメントがあります。

  1. T.H より:

    お雛様とお嬢様、どちらも素敵です。
    3月3日まで毎日楽しめますね!

    いろんな歌や会話、踊りもきっと飛び交うだろうと想像します。

    1. 八百板 正己 より:

      ありがとうございます!
      写真にはちょうど写りませんでしたが、前にいただいた吊るし雛も同じ部屋に飾ってあります。

      1. T.H より:

         まだ持っておられたのですか!

        小さな小さな吊るしびなでした。お店の名前は憶えていませんが河津桜を見に行った旅行で初めて知った品物でした。
        それからあちこちで豪華な吊るしびなをみるようになりました。

         飾って下さってありがとうございます!!

        1. 八百板 正己 より:

          もちろんです。娘も物心付いたときから見ていますので、雛人形とセットで飾るものと思っています。
          娘には「いつもコンサートに来てくれるあの人がわざわざ買ってくれたんだよ」と話しています。自分が大切に思ってもらえることを知って、満足そうな顔をします。

  2. 家合映子 より:

    娘さん、かわいいっ!と思いました。文章を読み進め、音楽の話で同感、でした。(゜))<<。

    1. 八百板 正己 より:

      娘に伝えます!ありがとうございます。
      本当に家合さんのオルガン通奏低音は長足の進歩ですから、数年前の曲を弾いていただいたら全く違う演奏になるのでしょうね。

  3. Y.M. より:

    微笑ましい情景ですね。

    年中行事には、子供がこの歳まで無事に育ったことを祝う行事がいくつもありますが、
    一年ごとに子供の成長を家族みんなが実感することのできる、よい習慣だと思います。

    1. 八百板 正己 より:

      コメントありがとうございます。
      現代は、ともすると無事一年間を生きてきたことを当たり前と思いがちですね。年中行事をきっかけに、感謝の気持ちを思い出したいものです。

  4. 塚田泰司 より:

    お嬢さん幸せそうですね!!

    1. 八百板 正己 より:

      ありがとうございます。楽しいとは感じていると思います。それを幸せと感じるのはもう少し大きくなってからかもしれませんね。

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