2022年11月27日 / 最終更新日時 : 2022年11月27日 八百板 正己 気になる音楽 こんなに古いのに、こんなに前衛的! ついに、フローベルガーのトッカータを収録しました! って言っても、分からないですよね? 大丈夫です。プロのピアニストだって知らないですから。 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー。1616年の生まれですから、バッハより70年 […]
2022年11月3日 / 最終更新日時 : 2022年11月3日 八百板 正己 気になる音楽 この長すぎるスラー、どういうこと?(ビデオ付き) 長すぎです! バッハなのに、このスラーは長すぎです! あなたは音楽用語の「スラー」をご存じですか? そう、複数の音を滑らかにつなげることです。つなぐ音符の上に弧線を書いて表します。 ピアノでロマン派の音楽などを弾いて […]
2022年10月21日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 八百板 正己 気になる音楽 ずーっと悩んでいました(ビデオ付き) あ、ご心配なく。人生に悩んでいたわけではありません! 悩んでいたのはバッハの曲の解釈です。インヴェンションの第9番、ヘ短調。子供も弾いている基本的な曲なのに、私はつい最近まで、この曲をどう弾いていいのか、全然自信が持てな […]
2022年9月24日 / 最終更新日時 : 2022年9月24日 八百板 正己 音楽への心構え 同じ旋律を同じように弾かない(ビデオ付き) いきなり何を言い出すのか、って思いましたか? 普通は、同じ旋律が出てきたら同じように弾けばいいと思いますよね。でも違うんです。逆なんです。 見かけがそっくりな旋律が2回3回と出てきたら、そこには実は全く違う意味が込められ […]
2022年8月28日 / 最終更新日時 : 2022年8月28日 八百板 正己 気になる音楽 ピアノで弾くからって、多彩な強弱を使いすぎないほうがいい曲 ピアノという楽器の名前の由来を知っていますか? 「弱い音も強い音も出せるチェンバロ」です。それが短縮して「弱い音」つまり「ピアノ」となりました。 つまり、ピアノのピアノたるゆえんは、強弱が自在だということです。 それ […]
2022年6月11日 / 最終更新日時 : 2022年6月11日 八百板 正己 気になる音楽 できるのに、あえてやらない(ビデオ付き) 私が「できる」のではありません。私が「やらない」のでもありませんよ。 あなたは「テレマン」という作曲家をご存じですか? バッハとほぼ同じ時代に同じドイツで活躍した作曲家です。 テレマンはバッハとも親交があって、お互い […]
2022年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年6月7日 八百板 正己 音楽への心構え 簡単に弾けても簡単には弾かない(ビデオ付き) 鍵盤楽器は便利な楽器です。とりあえずキーを押しさえすれば正しい音程の音が出ます。弦楽器や管楽器などと違って、指を一本動かすだけで一つの音が出せます。オクターブの跳躍だって、手を一杯に開けば小指と親指で簡単に弾けてしまいま […]
2022年3月8日 / 最終更新日時 : 2024年10月12日 八百板 正己 音楽への心構え ピアノが大事?バッハが大事? 八百板さんがビデオで説明している弾き方はチェンバロを前提としていると思いますが、ピアノでもそう弾くべきなのでしょうか? 私のビデオをご覧になったお客様から、時々いただく質問です。 どうですか? あなたはどうお考えですか? […]
2021年3月29日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 八百板 正己 気になる音楽 バッハの行進曲は四分音符=120ではダメなの? 私は小学生のときに学校の鼓笛隊に入っていました。演奏する行進曲のテンポがぜんぶ四分音符=120なものだから、もう頭の中にこのテンポがしっかり刻み込まれてしまいました。 でもこの120のテンポが頭に入っているというのは、拍 […]
2020年8月11日 / 最終更新日時 : 2021年5月16日 八百板 正己 音楽への心構え 楽器が教えてくれる(写真付き) 私のお城「見附チェンバロスタジオ」にて、妻がショパンの「舟歌」を練習中。 弾いている楽器は、ショパンが愛用していたのと同じモデル(ただし装飾は簡素ですが)の、プレイエル1848年製のフォルテピアノです。ショパン狂を自称す […]