たくさん咲いてます(写真付き)
50年ぶりくらい(?)に育てている朝顔が、毎日10個ほど花を咲かせています。
上の方で十数本のつるが行き場を失って絡み合っています。写真の左端に写っている丸いものが換気扇の吹き出し口なので、だいたい部屋の天井くらいの高さです。こんなに上の方にばかり咲くなら、来年はもっと低いところに紐を張れば、目の高さで花をよく観察できますよね。といっても、借りている建物の壁に勝手に釘を打つわけにもいかないし、どうしましょう?
今回朝顔を育ててみて、いろんなことを知りましたよ。朝顔の花は上の方にたくさん咲くとか、朝顔のつるは途中で分かれないでずっと一本のままだとか、つるがねじれる向きは決まっているとか、花は葉の付け根に咲くとか、時々小さめの花が咲くこともあるとか。
こういうことを知ったからといって、それで何か得するとか生活が便利になるとかはありません。でも、こういう日常生活にとってどうでもいい細かいことを知るほどに、私の中で朝顔への親しみが増していることを感じます。
この先、いつごろまで花が咲き続けるのか、どういう実が付くのか、どういうふうに種ができるのか、最後にはどういうふうに枯れるのか。その都度私にとって朝顔が大切な存在になっていくのでしょう。
朝顔とは関係ないですが、収録したばかりのビデオをどうぞ。この長方形の楽器はチェンバロの仲間の中でも特に古い時代に愛用された「ヴァージナル」という楽器です。独特の素朴な音色で奏でる、昔々の優雅な舞曲をどうぞ。
追伸:
「細かいことを知れば知るほど親しみが増す」のは、音楽でもそうです。バッハをどう弾いたら美しくなるのか、100本以上の解説ビデオを無料で見ることができます。下のボタンを押して出てくるページで、曲名の後の【ワンポイント】というボタンを押してご覧下さい。
あなたのコメントをお待ちいたします
下のほうのコメント欄で、あなたのお考えをお聞かせくださると嬉しいです。
(システムの都合により、いただいたコメントがサイトに表示されるまでに最長1日程度お時間を頂戴する場合があります。あらかじめご承知くださいませ。)
ヴァージナルの中にある、弦を弾く部分が集まっている所にある、装飾のついた棒状の物は 何でしょうか?
八百板先生のお持ちになっている楽器は、装飾が美しいなぁ、と何時も思っております。以前のようにまた、生演奏の場で先生の演奏と美しい楽器を拝見出来る機会がありますように願っております。
朝顔の生態について、色々な発見をなさっていますね。朝ドラ「らんまん」の牧野富太郎ばりの観察眼、流石です。
はい、「ジャックレール」という部品です。
ジャックというのは、先端に弦をはじくための爪が取り付けられた木製の板です。キーの先端にジャックの下端が乗っていて、キーを押すとジャックが上がって爪が弦をはじきます。
このとき、キーを勢いよく押してもジャックが飛び出さないように、上から押されるのがジャックレールの役目です。
牧野博士と比べてくださるなんて、嬉しすぎます!
「ネヴェル夫人本」
注文した本日発売のCDを楽しみにしていたところに先生の演奏が聴けて、とても嬉しく感じました
学生時代にグールドのレコードで、この時代の音楽に開眼しました
ネヴェル夫人の曲集をご存じとは!
私は子供のころにラジオFMでクリストファー・ホグウッドが弾く全集を聴いて感激し、楽譜を買ってピアノで弾いていました。もう40年も前のことです。
この曲の続きのガリアルドは来月収録の予定です。
ホグウッドのLPからCDにしたやつを、これから改めて聴いてみます
それもお持ちとは!
ぜひ感想を聞かせて下さい。
おはようございます。
今朝はヴァージナルでの演奏を数回聴かせていただきました。
たくさん咲いた朝顔の写真を見たりしながら。
私のパソコンは先生の演奏が終わると、次は西山まりえさんのバロックハープの演奏が続きました。丁度5分15秒の演奏でした。
今度は先日頂いたニュースレターのイタリアのスピネットの写真を見ながら聴いてみます。楽しい時間を持たせていただきありがとうございました。(ございます。)
そんなふうに何度もお聴き下さるとは嬉しいです!
たしかに、あのスピネットも同じ時代の楽器ですから、いい感じに響くでしょうね。
ヴァージナルでの演奏、何度か聴かせていただきました。深い響きのある滅多に聴かれない音色だと感心して聴いております。
出来ればスコブロネックでの演奏も聴かせていただければと思っております。
いつか聴かせていただくのを楽しみにしております。
何度もお聴きくださって、ありがとうございます。
スコブロネックはバロック中期の曲を収録するのに使っていますので、次は9月に使う予定でいます。