バッハのフランス組曲第4番全楽章のワンポイント・レッスン
先日、私の大好きなフランス組曲第4番の全楽章の演奏ビデオを紹介しました。
今日はそのすべての楽章について、たぶんチェンバロ奏者しか知らないのでは? と思われる演奏上の大事なポイントを解説したビデオを紹介します。
どれも数分間の短いビデオです。ピアノでこの曲を弾こうとする人はもちろん、聴くだけの人も歴史的な背景や演奏習慣といった新たな視点を得てください。バッハの音楽の聴き方が変わることでしょう。
第1楽章:アルマンド
こういう曲の分散和音は楽譜どおりに弾かないで! その根拠は? 具体的な弾き方は?
第2楽章:クーラント
冒頭2小節を普通に弾くと拍子を誤解される危険があるのはなぜ? 誤解なく拍子感をはっきり表すのに使える方法は?
第3楽章:サラバンド
なぜバッハは、レガートで弾くのが当たり前なこんな音に、しつこくしつこくスラーを書き込んだのでしょうか?
第4楽章:ガヴォット
普通に小節線を通過するとガヴォットに聞こえません。どうすればいい?
第5楽章:エール
普通に弾くと4分の4拍子に誤解されます! どう弾けば誤解を防げる?
第6楽章:メヌエット
左手に安易にスラーを追加しないで! 右手の陰に埋もれてしまいます
第7楽章:ジーグ
右手を何となく弾かないで! ただの和音になってしまいます。隠れている主題を浮かび上がらせるには?
追伸:
収録済みのすべての曲についてワンポイント・レッスンのビデオが完備しました。他の曲についてもぜひご覧下さい。
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