一年ぶりに実感する成長

「成長」といっても、自分のではないのです。親バカですが、小学４年生の娘のことです。

私が住む新潟県三条市では、毎年「元旦マラソン」というものを開催しています。今年の元旦、つまりほぼ一年前ですが、「親子で２０２０ｍを走ろう」という最も軟弱な部に娘とエントリーしました。

「毎日仕事帰りに市の体育館に寄ってランニングする！」と数年前に宣言して以来、何度も挫折しかかって、それでも辛うじて月に平均数回、一回あたり２ｋｍか３ｋｍだけ走って続けている私です。娘をかばいながらなら走るなら、ちょっと物足りないけど２０２０ｍの部でもいいかなと。

一年前の元旦マラソンでは、娘はちょっと走ってはすぐ歩いてしまう始末。クラシックバレエと水泳は習わせているんですけど、走るのはまた別の能力なのでしょうか。それでも順位は最下位よりはいくらか上でした。妻はもっと軟弱で、暖かい服を着込んで沿道でビデオ係に徹していました。

先日、娘が冬休みに入ったこともあって、２人で市の体育館に走りに行きました。２階のランニング走路は一周１６０ｍ。１２周ちょっとで２ｋｍになります。「今日の目標は、どんなに遅くてもいいから歩かないで走り通そうね」と決めて走り出しました。

案の定、娘はペース配分など全く考えずに始めから飛ばします。「そんなに急ぐと後で歩くことになるぞ」と声をかけ、じつは走り始めの私はそのペースについていけないからでもあるのですが、ペースを落とさせます。それでも普段の私の標準のペースくらいの速さです。いつまでこのペースが持つのかと思いましたが、９周目で疲れて遅くなるまでほぼ一定。１０周目からは終わりが見えてきてまた頑張って、ついに歩かずに２ｋｍを完走しました。それもわりと速いペースで。

一年前とは大違いです。走り終わった娘は「もう帰るの？まだ走れる」と言っています。いつのまにか力が付いていたことに驚きました。一年ぶりなのでなおさらその違いを実感しました。

　

さて、私自身はこの一年間でどれだけ成長したのでしょうか。

本を一冊書いて、ウェブサイトをリニューアルして、メルマガとブログを始めて、動画の撮影と編集を勉強してYouTubeに公開して、オンラインで視聴するビデオ教材を制作して、と項目だけ列挙すれば新しいことをたくさんしたように見えます。

でも、本はもう一冊書くつもりだったのにできなかったし、ビデオはもっともっとたくさんアイデアを溜めていたのに結局一つだけで終わってしまいました。コンサートだけは開催日が決まっているので無理にでも準備が進みますが、自分の都合でいつでもできる作業というのは進まないものですね。

来年は「いろんなことを大量に発信する年」にするつもりです。そのためにも、 「私の趣味はランニングです」と胸を張って言えるくらいに仕事帰りのランニングにもっと熱を入れて、以前のような疲れ知らずの私に戻りたいものです。年のせいになんかしたくありませんからね。

あなたのコメントをお待ちいたします

下のほうのコメント欄で、あなたのお考えをお聞かせくださると嬉しいです。
（システムの都合により、いただいたコメントがサイトに表示されるまでに最長１日程度お時間を頂戴する場合があります。あらかじめご承知くださいませ。）