心の健康ために歩く

私は毎週水曜日の夜に市の体育館でランニングをしています。このことにあまり触れてこなかったのは、ここに書いた途端に挫折したら恥ずかしいな、という気持ちがあったからなのですが、今のところどうにか続いています。

仕事柄、放っておけば全く体を使わない生活になってしまうので、週に一度のランニングで体の調子を保っているようなものです。走ってから数日間は何だか気分がいいです。

ところが、その効果は一週間も続かないんです。週末辺りからだんだんおかしくなってきます。特別に体調がどうなるというわけではないのですが、何となく集中力が途切れがちになったり、ちょっとしたことで怒りっぽくなったり、難しい仕事を避けようとしたり。チェンバロを練習しても、なかなか音を覚えられない感じもします。

それなら毎週水曜日と言わずもっとたくさん走りに行けばいいんですが、夕方家に帰って娘の勉強を見てあげる役目もあるし。

で、走るほどの効果は無いかもしれませんが、こまめに歩くことにしました。車で出かけた先では建物の入口から一番遠いところに車を止めるとか、見附のスタジオで休憩するときには5分でいいから散歩するとか。その気になれば、歩く機会はたくさん見つけられるんですね。

よく「健康のために歩きましょう」といいますが、体にいいのはもちろん、心の健康のためにもとてもいいと感じます。

人類は足の裏を刺激することによって何もかもがうまくいくように進化してしまった生き物です。大昔に遺伝子に組み込まれた性質を上手に活かしたいものですね。このことをもっと掘り下げれば、楽器の練習効率をもっと上げる方法をまた一つ見出せるかもしれません。

 

追伸:
私が20年以上の演奏活動の経験から見出したバッハの効率的な練習方法についてはこちらをご覧ください。

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