なるほどgoogle検索か!
このごろずっと気になっていたんですよね。私の書籍「超効率バッハ練習法」の注文が、県外の全く面識のない方から続いているんです。東京都文京区、東京都杉並区、神奈川県横浜市、千葉県流山市、宮崎県宮崎市、長野県諏訪郡、東京都足立区、東京都板橋区・・・。
書籍を発売した1月にはまだこのウェブサイトはできていませんでしたから、Facebookでお知らせをして、しばらくそこから注文をいただきました。友達申請をしていない方からも、友達の友達のそのまた友達が買ってくださったりしていました。でも、Facebookというのは投稿して3日も経てばもうほとんど誰も見向きもしなくなるという、賞味期限が短いメディアです。Facebookからの注文が途絶えて1ヶ月半も後になって、上記のようにまたポツポツと注文をいただくようになったのはどうしてだろう?
答はどうやらgoogle検索です。このウェブサイトを完成させて、つまり書籍の紹介ページを公開したのが3月始め。それから数週間で書籍の紹介ページがgoogle検索でヒットするようになったと考えれば辻褄が合います。今試しに「バッハ 練習法」とキーワードを入力して検索してみると、15番目に私の書籍の紹介ページが表示されます。
このウェブサイトを作るに当たっては私もたくさん本を読んだりして勉強しました。そこには「検索で自分のウェブサイトを上位表示させるためには何百万円という予算を組んで専門業者に依頼して」というような記述もあったりします。まさか自分で作ったページがこうも簡単にgoogle検索にヒットするとは考えてもいませんでした。
最近はgoogleを始めとして検索エンジンはとても賢くなっているようで、上記のように専門業者が検索アルゴリズムの裏をかいて上位表示させる裏技は通用しなくなっているとも聞きます。つまり検索の順位をお金で買うわけにはいかず、本当に内容がキーワードに沿ったページが上位表示されるということです。ユーザーにとってはありがたいことですよね。
検索テストのついでにYouTubeも試してみました。今私が公開しているビデオの中で、バッハの「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021」という曲があります。本当に滅多に演奏されない曲なので、もしかして私の演奏も上位に表示されるかもしれないと密かに期待していました。YouTubeのサイトに行って「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調」で検索すると、見事期待通りに2番目に表示されました。でも日本語でこんなに長々とキーワードを入れる人は殆どいないでしょう?
実用的なのはBWV番号で検索することです。こうすると海外でアップロードされたビデオも全部検索対象になるので、良い演奏を探しやすくなるんです。「BWV1021」で検索してみたら7番目に表示されました。再生回数何万回という海外の演奏家のビデオに混じって、アップロードしたばかりで再生回数50回の私のビデオも表示されるんですね。ああ、だから再生時間の5%をドイツ人が占めているんだ。YouTubeでビデオを公開すると、こういった統計情報を調べることもできるんですよ。
私がここ新潟県から発信する情報が、広く日本全国やヨーロッパの人々にも届いているなんて。ワクワクしますね!
追伸
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