ナスの花が咲きました(写真付き)

チェンバロスタジオで育てているナスの花が咲きました。

チェンバロスタジオには庭なんか無いので、植木鉢で育てています。

春に苗を買って育てているんですけど、花が咲いたのがやっと3つめです。やっぱり野菜は植木鉢では元気に育たないみたいですね。せめてプランターが必要なのでしょう。

ナスの花って、野菜の花にしてはけっこう大きくて見ごたえがあります。直径が6センチくらいあります。どの種類のナスもみんな大きな花が咲くのかどうかは私は知りません。このナスは地元新潟県長岡市を中心に出回っている「巾着ナス」と呼ばれる品種で、巾着みたいな丸い実がなるんですよ。

「ナス」という言葉を聞いてこんな花を思い浮かべることができる人は、自分で育てたことのある人か、近所にナス畑がある人くらいでしょう。普通の人は身近にナスの花を見る機会なんてありませんからね。

世の中のほとんどの人が知らないことをちょっと知るだけで、ナスのイメージも変わります。こんな小さなことの積み重ねが、人生を豊かにしてくれるのかもしれませんね。

 

これって、音楽にも言えると思うんです。

あなたは「パッヘルベル」という言葉から何を連想しますか?「カノン」ですよね。「パッヘルベルのカノン」有名すぎて、スーパーでもポピュラー音楽風にアレンジされたものが流れているくらいです。

でも、本当のパッヘルベルはあの甘ったるい「カノン」だけからは決して見えてきません。バロック中期のドイツのほかの音楽家と同様に、明るい音楽の中にもどこか悲しみを含んだような陰りがあると思うんです。三十年戦争の破壊力はそれほどまでに深刻だったということです。

先日、パッヘルベルのチェンバロ曲を収録しました。お聴きください。「カノン」とは全然違うでしょ?

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