ゴルトベルク変奏曲と夕日

バッハのゴルトベルク変奏曲を練習していたら、窓からの夕日に照らされてこんなふうに!
チェンバロの練習はいつもお昼前後と決めています。なので、いつもは練習中に窓からの夕日に照らされることはありません。
今日は一日の始まりに出鼻をくじかれて、そのままズルズルといつものペースが狂い続けました。
「まずい、この調子だと練習しないまま帰るパターンになる!」と慌てて練習を始めたら、しばらくしてこんなふうに夕日が差してきたというわけです。
曲はバッハのゴルトベルク変奏曲から第8変奏。
3週間後の収録に向けて、4小節ずつ区切って丁寧に部分練習を繰り返します。
楽譜や鍵盤に日が当たっていると見にくいのですが、今日は前半16小節の復習の日。完璧に暗譜できているので、楽譜はそこに置いてあるだけで大丈夫です。
こんなふうに夕日に照らされてチェンバロを練習するのって、もしかしたら5年以上ぶりかもしれません。
この感じ、すっかり忘れていました。
チェンバロは温度湿度に敏感なので、窓を開け放って練習するということができません。
練習30分前には必ず窓を閉めて、空調も入れて。
結果として、一日の中でチェンバロの練習をする時間は、「自分も自然の一部なんだ」ということを忘れてしまっていたように思います。
「自分も自然の一部なんだ」ということを思いながら練習を積み重ねたら、このゴルトベルク変奏曲の第8変奏はどんな演奏に仕上がるのでしょうか?
結果は3週間後のお楽しみです!
本題から外れますが、昨日の夜に収録したばかりのバッハをお聴きください。ものすごくまじめな曲で、好みが分かれるかもしれませんけれど。
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