今年も咲きました(写真付き)
今年も咲きました。新潟県三条市の縄文遺跡にある梅です。畑の隅にあるので食用に植えられたのでしょう。いっさい手入れもされていませんが、それがまた自然の景色によく合います。
この梅の木は自宅からチェンバロスタジオに行く途中にあります。みんなが通る県道から山側に一本入った狭い道は私のお気に入り。冬の間は雪のためにすれ違いが厄介なのでしばらくお預けでしたが、春になってまたこの道での通勤が復活しています。
雪国の春は感動です。あれほど積もっていた雪がどこにも無くなって、こんなに暖かいし、鳥も鳴いているし、ずーっとここにいたいくらいです。
このブログを始めたのが4年前ですが、気が付くと毎年この時期にこの梅の木のことをブログに書いています。きっと来年も書くのでしょう。
さて、1年前の今頃は何を弾いていたかな? と調べてみました。そうしたら、ちょうどこんな景色に合いそうな穏やかな曲を収録していたのでご紹介します。いつもこのブログでは収録したばかりの演奏をお聴きいただいているので、たまには以前の演奏を振り返ってみるのもいいですよね?
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1年前にこの曲を聴いた時のことは、今ちょっと思い出せないのですが、改めて聴いた第一印象は
「ゴルトベルク変奏曲の和声進行と同じだ!」
長調でド-シ-ラ-ソ-ミ-ファ-ソ-ドという和声進行は、バロック時代には
誰もが馴染んでいた和声進行だったと思うので、長い時代にわたって
多くの作曲家が、それに基づく変奏曲やグラウンドを作曲したのでしょう。
そのとおりです。
ヘンデルがチェンバロ独奏用に長大なシャコンヌを作っていますよ。
ヘンデルといえば、もうずっと前の記事で、組曲ト短調の「あのパッサカリア」のことを書かれていましたね。
短調の場合は、
ラドミ→レファラ→ソシレ→ドミソ→ファラド→シレファ→ミソ#シ→ラドミ
この和声進行に基づく曲が、バロック時代には盛んに作られていたのではないでしょうか。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という言葉があるそうです。
梅の花は毎年同じように咲いても、それを見る人は変わっていく、ということで
1年前と最も変わっているのは娘さん(去年の、ぬいぐるみと一緒の写真)の成長ぶりだと思いますが
八百板さんも今日弾く曲の解釈は、1年前に同じ曲を弾いた時と変わっていると思います。
はい。わざと変えようとすると、作為的でろくなことがありませんけれど、結果として自然に変わっていくのが演奏の奥深さですね。
梅が咲いて春めいて来ましたね。
梅が咲いた小路は良いですね。
チェンバロスタジオが別にあるんですね!
バッハと違ってパーセルの曲は柔らかくイージーリスニングには最適ですね😁
コメントありがとうございます。
パーセルも良い曲がたくさんありますよ。
何年かかっても少しずつ収録していきます。
毎年、この白い梅の花や樹木の記事は楽しみにしております。
今年もご覧になられたと安心します。私の家のまわりには大きな白の梅の木は
まだ見かけないので、先生のこの記事に会うとうれしく思います。
我が家にも小さい白の梅が咲きますが、数は少ないです。
毎年楽しみにしてくださるとは嬉しいです!
ご自宅に梅が咲くなんて、すてきですね。