バッハのフランス組曲第3番全楽章のワンポイント・レッスン
私の大好きなフランス組曲第3番は7つの楽章からなるとても充実した組曲です。
そのすべての楽章について、たぶんチェンバロ奏者しか知らないのでは?と思われる演奏上の大事なポイントを解説したビデオが揃いました。
ピアノでこの曲を弾こうとする人はもちろん、聴くだけの人も歴史的な背景や演奏習慣といった新たな視点を得てください。バッハの音楽の聴き方が変わることでしょう。
第1楽章:アルマンド
アルマンドの8分音符をスタッカートで弾かないで下さい。その歴史的根拠は?
第2楽章:クーラント
このタイプのクーラントは速く弾きません。それならこの捉えどころのないキャラクターをどうする?
第3楽章:サラバンド
サラバンド特有のリズムを表現するために、細かい音符を音価どおりに弾かないで
第4楽章:アングレーズ
楽譜の見た目は真面目だけど、じつはオシャレなフランスバロック音楽特有の装飾音が満載なのでこう弾きます
第5楽章:メヌエットI
メヌエットは踊りのステップが2小節単位だからいつも2小節フレーズで弾けばいいの?
第6楽章:メヌエットII
メヌエットの4分音符はいつも短く弾くの?バッハのトリルはいつも上の音から始めるの?
第7楽章:ジーグ
両手16分音符の「音の洪水」から対位法を浮かび上がらせる、このテクニックを知っていますか?
追伸:
他の曲についてもワンポイント・レッスンのビデオが増え続けています。準備できたものから順に下のページに追加しているのでご覧下さい。
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