高速道路脇に咲くピンク色の花
北陸自動車道をお使いの方はお気づきでしょうか、このごろ、道の脇にピンク色の花を咲かせた樹木が目に付きませんか? 私のお気に入りの一つ、「合歓の木(ねむのき)」です。木に咲く花はなかなか覚えるのが大変で、私もそんなに知りませんが、この花だけは若い頃からのお気に入りでした。
合歓の花が咲くと初夏の訪れを感じるものです。どういう所に咲く花なのか、それまではそんなに意識をしたことはなかったのですが、高速道路を走っているとよく目にすることに数年前から気になっていました。
先日、妙高市でのコンサートのために片道1時間半も北陸自動車道を走り続けている間、ほぼずーっと絶え間なくこの花がさきつづけていたんですよ。1時間半もほぼずーっと同じ花を探し続けた私も私ですけど。
帰宅してから調べてみたら「荒れ地に真っ先に侵入する木だ」とありました。なるほど、高速道路を作るために山を削ったり盛り土をしたりすれば荒れ地が生まれます。だから高速道路沿いにたくさん生えているんですね。「荒れ地に真っ先に侵入する」ということでは、先日お話しした赤松もそうらしいです。だから高速道路を走っていて赤松が目に付いたんですね。
荒れ地に真っ先に侵入して数を増やしてからは、次第に他の木に置き換わっていくんだそうです。高速道路がこの先何百年何千年も経って、人がその間に人為的に介入しないならば、やがて高速道路沿いに原生林ができるという理屈です。原生林の中を走る北陸自動車道・・・。おかしな想像をしてしまいました。そんなことにはならないで、大きくなりすぎた木は切られたり、補修や拡幅でまた荒れ地に戻ったりするんでしょうね。そのたびにまた私が好きな合歓の木が進入して、ピンク色の花を咲かせるというわけです。
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おはようございます。
最近弥彦スカイラインを通りました。合歓の木がかなり有りました。花が咲いていないと私は合歓の木とわからないのですが、あのピンクの色でわかりました。私がわかる葉の上に咲く花は山帽子と合歓の木の2種類だけです。どちらも見つけるとなぜか嬉しくなります。
弥彦山頂では今紫陽花が見頃です。2回目に行った晴れの日の午後4時過ぎ、誰もいなかったのですがウグイスが鳴いていました。姿は見つかりませんでしたが、夏なのにホーホケキョ。何度も鳴いてくれました。紫陽花の中でとても幸せな時間でした。
コメントありがとうございます。
弥彦スカイラインのような道路も山を削って作るからなのでしょうね。ということは他の「何々スカイライン」と名のつく道路もみんなそうかもしれません。
紫陽花が今見頃とは、やはり標高が高いからですね。ウグイスは山に行くと夏でもよく鳴いています。春にウグイスを聞くと「春が来た」と思いますし、夏にウグイスを聞くと「ここは山なんだ」と思います。
うぐいすは春に鳴くとばかり思っていました。山では夏にも鳴いているのですね!
とても静かな空間だったのでメロディーはなかったのですが音楽をきいているようでした。