2022年1月9日 / 最終更新日時 : 2022年1月9日 八百板 正己 気になる音楽 400年前の大ヒット曲(ビデオ付き) バッハではありませんよ。バッハなら300年前ですから。 バロックより昔、ルネサンス時代後期のイギリス。エリザベスI世が君臨し、シェイクスピアも活躍していたイギリスの黄金時代。ダウランドというリュート奏者が、憂いに満ちたリ […]
2021年12月26日 / 最終更新日時 : 2021年12月26日 八百板 正己 気になる音楽 バッハのチェンバロ曲に民謡!(ビデオ付き) 民謡といっても、もちろん日本の民謡ではありませんよ。バッハの時代のドイツの民謡です。 バッハ晩年の超大作ゴルトベルク変奏曲。その最後の変奏に、バッハは2つの民謡のメロディーを使いました。「使いました」なんていう生易しいも […]
2021年11月28日 / 最終更新日時 : 2021年11月28日 八百板 正己 気になる音楽 なんと悲しい(ビデオ付き) ああ、なんと悲しいのでしょう! バッハのゴルトベルク変奏曲の第15変奏です。あまりに悲しいのです。練習していても胸が締め付けられるようです。 「悲しい」といっても、イタリア・オペラの主人公みたいにフォルティッシモで泣きわ […]
2021年8月20日 / 最終更新日時 : 2021年8月20日 八百板 正己 気になる音楽 協奏曲の目的は腕自慢? 「協奏曲」ってどういう曲でしょうか? 独奏パートを猛烈に難しく作ることで、独奏者が腕自慢をする曲? それとも、できるだけ大勢のオーケストラを伴奏者として侍らせることで、独奏者の地位の高さを誇示する曲? 普通に「協奏曲」と […]
2021年8月6日 / 最終更新日時 : 2021年8月6日 八百板 正己 気になる音楽 バッハを「濃く」弾いてはいけませんか?(ビデオ付き) バッハを「濃く」弾いてはいけないのでしょうか? 「バッハはロマン派じゃないんだから」「バッハは音楽の父なんだから」「バッハは対位法なんだから」こんな言葉を何度聞かされたことでしょう。だからバッハはきっちりと弾くべきなんだ […]
2021年7月27日 / 最終更新日時 : 2021年7月27日 八百板 正己 気になる音楽 バッハのカンタータをひたすら聴いています(写真付き) まだまだ25枚目ですけれど。 バッハ・コレギウム・ジャパンが演奏するバッハの教会カンタータ全集を買ったのは何年前だったでしょうか。55枚組ですからすごい分量です。約200曲です。今まで何度も「今度こそ全部聴くぞ!」と意気 […]
2021年3月29日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 八百板 正己 気になる音楽 バッハの行進曲は四分音符=120ではダメなの? 私は小学生のときに学校の鼓笛隊に入っていました。演奏する行進曲のテンポがぜんぶ四分音符=120なものだから、もう頭の中にこのテンポがしっかり刻み込まれてしまいました。 でもこの120のテンポが頭に入っているというのは、拍 […]
2021年3月12日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 八百板 正己 気になる音楽 アレグロでも速すぎないほうがいい 音楽用語の「アレグロ」って、どういう意味だと思いますか? 私も昔はこの言葉を「速く」と勘違いしていました。あなたはどうですか? アレグロはイタリア語で「陽気に」という意味です。決して「速く」ではないんですね。この言葉に関 […]
2021年3月8日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 八百板 正己 気になる音楽 バッハのフーガなのに、どうしてこんなに薄いの? 誤解のないようにお断りしないといけませんね。「薄い」というのは、音楽的内容が空っぽということではなくて(バッハの曲にそんなことありませんよね!)、「対位法が複雑ではない」という意味です。 バッハの音楽って、とにかく対位法 […]
2021年3月2日 / 最終更新日時 : 2022年1月12日 八百板 正己 気になる音楽 バッハのリュート曲をなぜチェンバロで弾いていいの? バッハは数曲のリュート曲を残しました。というか、後世の研究者がBWV番号を付けるときに「これはリュート曲だ」と判断したものが数曲あります、と言った方が正しいでしょう。というのは、それら「リュート曲」とされる作品の全てが、 […]