標高1000メートルから見下ろす(写真付き)

家族で行ってきました! 越後三山のひとつ、八海山(はっかいさん)です!

といっても、軟弱にロープウェイで往復しただけですけど。

それでも、ロープウェイの山頂駅の標高が1000メートル。ふだん目にしない眺めに夢中になります。なんといっても1000メートルですからね。地上の何もかもが小さく見えます。魚沼平野も、そこを蛇行して流れる魚野川も、地図でしか全体を把握していないものが目の前に広がるというのは、不思議な感じです。

そういえば、私は独身の頃によく山登りを楽しんだものです。高い所から地上を見下ろすこの感じ。なんだかとても懐かしいです。

じつは家族3人そろって遠出をするのも半年ぶりです。気楽な日帰りでも、やっぱり旅はいいですね!

私は普段、もっぱらチェンバロを練習したり、ビデオ収録をしたり、手元ばかり見る生活が続いています。時々はこうして高い所から自分の日常生活を見直して、全体の中での位置づけを把握することも必要なんだな、と思いましたよ。

 

ところで、私のウェブサイトも「高い所から全体の中での位置づけを把握する」ということがすっかりお預けになっていました。新型コロナまでのコンサート主体のウェブサイトに、ビデオ教材などの情報をただ押し込んだだけ。八百板正己という人間は、なぜ、誰に対して、何を提供しようとしているのか、そのへんの位置づけがグチャグチャだったわけです。

で、ウェブサイトのトップページをリニューアルしました。私が今何を思って何をしようとしているのか、ご覧になってみてください。

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標高1000メートルから見下ろす(写真付き)” に対して5件のコメントがあります。

  1. K552 より:

    八海山からの景色いいですね!
    私も来月中旬に魚沼に行くのでそちら方面のどこかに行ってきたいと思います。
    紅葉はだいぶ終わり気味だと思いますが、、、、、
    「高い所から全体の中での位置づけ」ーーー
    たとえは少し違うかもしれませんが、「グローカリゼーション」という造語があります。
    グローバルな視点でローカルを見つめる、私の視点にもなっている言葉ですが非常に大事だと思います。
    きっと、バッハもドイツから出なくともそういう視点の持ち主だったのでは?と勝手な解釈をしています。
    教材の配信やブログでの返信などスタジオ内での活動で大変かと思いますが、今後もご活躍のほどをお祈りしております。

    1. 八百板 正己 より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃるとおり、バッハは一度もドイツの外には行きませんでしたが、フランスやイタリアの様式をとても深く理解していました。
      そして、フランスやイタリアの真似に終わることなく、そこから本質をくみ取り、ドイツの伝統と融合させようとしました。
      バッハの音楽が複雑なわけですよね。

  2. Y.M. より:

    おはようございます。
    最近、トップページに「あなたも バッハを 美しく 弾こう」と大書されましたね。
    ウェブサイトで広告・宣伝をする時に必要なこと、というのを聞いたことがあって、
    「なぜ、あなたに」「なぜ、私が」「なぜ、今」その商品を勧めるのか、
    それをはっきりと提示することだそうです。
    「バッハの音楽を美しく弾きたい人に」「遠回りして経験を積んできた八百板正己が」
    「今日から役に立つビデオ教材を」勧める、ということがよくわかるようになりました。
    これからも、いっそうのご活躍を期待しています。

    1. 八百板 正己 より:

      私の意図をくみ取っていただいてありがとうございます!

  3. TH より:

     何年前かもわすれましたが、主人と二人で上りました。
    腰を下ろして眺めた景色はいまだに忘れられません!!!
    灌木をかき分け、空を見上げながら登った記憶が蘇りました。周りの山々を
    見渡しながらお結びを食べていました。
     誰もいない!!青空と山々だけでした。その景色を思い出しています。
    40年以上前かな?日記を調べればわかるかな?私は六日町にいたことがあったので、一度は登りたいと思っていました。八海山は無理だけど、巻機山は登れました。
    思い出させていただいてありがとうございました!!!

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