青空にそびえる(写真付き)
新潟に行ってきました。
ちなみに、新潟県在住者が「新潟」というときは「新潟市(特に中心部)」を意味します。
ここは16階建てのホテルなんですが、演奏の仕事で呼ばれたというわけではありません。中小企業の社長さんや私のような個人事業主が情報交換する会合に参加してきたんです。
コロナ禍が始まって演奏活動を全部やめてしまった私にとって、見ず知らずの人たちと直接顔を合わせて何時間も話をするというのは、貴重な機会でもあります。
音楽を生業とする私が写真に収めるのは、いつもは花だったり木だったりといった自然が多いです。でもこの日は、真っ青な空に雲がたなびいて、それをバックに幾何学的なホテルの建物を美しいと感じました。なんだか建物に心があって、遠くを眺めているようにも見えてきます。この建物が向いている方角は日本海で、この日は最上階の窓から遠くに佐渡もよく見えましたよ。
この日会った社長さんたちとは音楽の話はしませんでした。だって、たぶん誰もチェンバロなんていう言葉を聞いたこともないんでしょうから。それでも、仕事で今どんなことに困っているかとか、これから会社をどういうふうにしたいとか、そういう事で頭がいっぱいという意味で自分と共通しているので、とても親しみを覚えるんです。
じつは、こういう会合に顔を出すようになって1年ほどになるのですが、私の心のバランスを取ってくれているように感じます。どんなにチェンバロとバッハが好きだといっても、家族以外の誰とも会わずにチェンバロスタジオに篭りっぱなしでは、音楽も歪んでくるでしょうからね。
では、最近収録したビデオをご覧下さい。この写真の青空のイメージと合うでしょうか。
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おはようございます。
フランス組曲の調の配列について、悲しみを湛えたニ短調(第1番)、ハ短調(第2番)、ロ短調(第3番)に続いて
瞑想するような変ホ長調(第4番)、明朗なト長調(第5番)を経て、輝くばかりのホ長調(第6番、
バロック音楽でよく使われる調のうち最もシャープの多い調)ということを
ブログで拝見したことがありましたが、不等分律だと調の性格がよく表れていると感じました。
そして手許にあるCDより遅めのテンポで演奏されていることも、ギラギラした真夏の陽射しではなく
爽やかな秋の陽射しにふさわしいと感じました。
以前の投稿を覚えていてくださって嬉しいです。
この曲のテンポも、そうなんですよね、楽譜を一見するともっと速く弾く曲と勘違いしやすいです。あくまでこれはアルマンドですから、私はアルマンドのテンポで弾きます。
久しぶりの外部の方との話は新鮮だったでしょうね。
いつもバッハのチェンバロ演奏を聴かせていただいて居ます。
バッハは本当に奥が深いですね。
私もバッハの無伴奏組曲にチャレンジしましたが、1番のプレリュードで終わった居ます。
1人で練習しているのも飽きっぽい私にはなかなか辛いです。
偶然にお会いした中南米のハープのアルパの先生に出会いまして
2回デイケアセンターで弾く機会がありました。
また弾く機会があればと、今はエルガーの愛の挨拶に挑戦して居ます。
コメントありがとうございます。
無伴奏チェロ組曲、ぜひ少しずつでもいいので弾いて下さい。
各楽章のはじめの4小節だけでいい、と決めると、どんどん進めますよ。
アンサンブルの機会があるのもすてきですね。