バッハの前奏曲とフゲッタ・ニ短調BWV899(ビデオ)

今日はビデオが2つです。「フゲッタ」とは「小さいフーガ」の意味です。バッハは壮大な前奏曲とフーガの傑作をたくさん作った一方で、演奏時間の短いこういう魅力的な曲も残しています。

まずは前奏曲。静かで神秘的なオルガンを連想させてくれます。対位法が多用されていますが、あくまで前奏曲としての自由さを意識して弾きました。

次にフゲッタです。主題がたった4つの音符でできているというのは、バッハのフーガの主題の中でも最も単純なものでしょう。それでもバッハは決して手を抜いたりしません。

あなたのコメントをお待ちいたします

下のコメント欄に、ご感想、ご質問、ご意見など、何でもお寄せください。
あなたのコメントがきっかけとなって、音楽を愛する皆様の交流の場になったら素晴らしいと思うのです。
(なお、システムの都合により、いただいたコメントがサイトに表示されるまでに最長1日程度お時間を頂戴する場合があります。あらかじめご承知くださいませ。)

バッハの前奏曲とフゲッタ・ニ短調BWV899(ビデオ)” に対して4件のコメントがあります。

  1. 長野なお美 より:

    八百板先生
    おはようございます。
    ビデオ2つ!とは
    もったいないような、
    申し訳ないような、
    大変嬉しいです!
    短い曲のなかに
    これでもかと詰まっていて、
    言葉がありません。
    いつもの事ですが、
    弾き終えた後、
    先生の指が鍵盤から
    ゆっくり離れていくのが
    好きです!

    1. 八百板 正己 より:

      コメントありがとうございます。
      前奏曲とフゲッタ、ビデオは分けて作りましたが、セットで1曲ですので一緒にご紹介しました。
      弾き終えた後の指の離し方には気を使っています(気が付いてくださって嬉しいです!)。

  2. 芹澤克昇 より:

    こんにちは、八百板先生。
    フゲッタのテンポ感は、まるでロマン派のルバートのようです。
    バロックでもバッハでも、そう弾いて良いんだ、と確信が持てます。
    以前にも言及しましたが、コープマンの演奏を想起します。不協的にぶつかり合う声部をずらすことで、かくも立体的に聞こえるのですね。
    ショパンのルバートと、さほど違うものではないのかも。

    1. 八百板 正己 より:

      嬉しいコメントをありがとうございます。
      バッハの曲も、作られたときは最も新しい音楽だったわけですから(もちろん意図的に古風に作ったものもありますけど)、私は今作られたばかりのようにバッハを弾けたらいいなと思って取り組んでいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です