隣家の桜(写真付き)
私のお城「見附チェンバロスタジオ」にて、お隣の家の桜が8分咲きです。
お隣さんは広い庭をお持ちで、春から秋までさまざまな花が咲きます。この桜も私が毎年楽しみにしているものです。周りの建物が写り込まないように、境界の塀から身を乗り出すようにして撮りました。
新潟県はまだ「新型コロナウイルスで花見禁止」というほどでもありませんが、先月の東京などでは公園内の桜の木のあたりの歩道が通行止めされたそうですね。そうでもしないと、どうしても花見をしたくなってしまうから。
ですが、私は別の理由で花見に出かけることができません。すごく忙しいからなんです。
新型コロナウイルスの影響でコンサートや団体の指導といった仕事はすべて無くなってしまったので、練習で忙しいわけではありません。代わりの仕事を作り出すのに大忙しなんです。お客様を感染リスクにさらすことの無いように、外に出歩かなくても音楽の価値を受け取っていただける仕組みを作っています。前からずっとやりたかったことなんですが、今まではどうしてもコンサートのための練習を優先してしまってできなかったというわけです。「禍いを転じて福となす」ですね。
さて、そんなわけで花見に出かけられない私ですが、隣の家にこんな桜もあるし、少し歩けば八重桜やしだれ桜で有名なちょっとした山もあるし、通勤の道中にもたくさん咲いています。桜の名所に行かない分、自分の周りの桜を大切に愛でて毎日を過ごそうと思います。これも「禍いを転じて福となす」でしょうか。
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この時期、出かけなくともお花見ができていいですね!
大きな桜の樹だと想像しています。きっといろいろな思いを
語りかけておられることでしょう。桜は黙って返事をしてくれて
いるのかも。
最近オンラインによるテレワーク、授業、など種々目に入ります。
先生の手掛けておられる映像はどんなふうになるのか楽しみに
待っています。作業はきっと難しいのでしょうね!
ありがとうございます。じつはあまり大きな木というわけではなく、構図を工夫しただけなのですけど。
今取り掛かってる、映像を使った新しい取り組みですが、苦労しているのは「どうやったら手間をかけないで作れるか?」です。できるだけたくさんの内容をどんどんご提供したいのに、一つ一つの作業に時間がかかるようだと挫折してしまうだろうからです。まだしばらくお待ち下さい。
「禍を転じて福となす」。いい言葉ですね!
ずっと前に、八百板さんがブログに書かれていたことに触れさせていただけば、
ご多忙のせい、あるいはウイルスのせいで、桜の名所へ花見に行けなくても、
「置かれたところで咲いている」周りの桜を大切に愛でて過ごすことは
「音楽の地産地消」に通じるところがあると思います。
そんなに前のブログを覚えていてくださるとは、すごく嬉しいです!
桜の写真、ありがとうございました。実は私も、台所の窓からわずかに見える、隣家の桜に心癒されておりました。先生、今大変だと思いますが、心に覚えています。
ありがとうございます。台所から桜が見えるって、いいですね! 台所仕事もはかどることでしょう。