あなたは毎日5分から10分かけて、2本のビデオと短い文章に目を通すだけ。1ヶ月後には、あなたはバッハの弾き方についての広い視野と知識を身に付けて生まれ変わっていることでしょう。

バッハを弾くとき『こんな間違い』していませんか?

  • なぜ、トリルを均等な速さで弾いてはいけないのか、知っていますか?
  • なぜ、八分音符をいつも短く弾いてはいけないのか、知っていますか?
  • なぜ、曲の始めから終わりまで正確なテンポで弾き通してはいけないのか、知っていますか?

これらはピアノでバッハを弾くときに知らずにやってしまう間違いの典型例です。でも、これらは小さな問題です。もっと大きな問題に比べれば。それは、

「バッハの時代の演奏習慣を知らない」

という間違いです。

これは私たちが思っている以上に大きな問題です。というのも、バッハの楽譜も見かけは今の普通の楽譜と同じですが、意味が違うことがとても多いからです。そのことを知らないがために、

  • 正直言ってバッハは堅苦しい
  • 正直言ってバッハは古くさい
  • 正直言ってバッハは良くわからない

などという状況に陥ってしまいます。

例えるなら、現代文で「弾けば」は「もし弾いたならば」の意味ですが、古文の「弾けば」は「弾いたので」の意味です。全然違います。だから、古文の知識を知らずに古文を読んでしまうと、とんでもない誤解が生じるわけです。

それと同じ誤解がバッハの音楽でも生じています。バッハはバッハの時代の習慣に則って楽譜を書いたのに、私たちは今の楽譜の読み方をそのまま当てはめて弾いているのです。

その誤解を解いて一人でも多くの方にお伝えするのが私の使命です。「バッハの楽譜にこう書いてあったら、それはバッハの時代にはこういう意味でしたよ」という事例を大量に発信していて、「バッハの美しい弾き方講座」のページにも、300本を超えるビデオを無料で公開しています。

でも、そんなにたくさんのビデオを短期間に全部チェックし切れませんよね?

そこで、大量の無料公開ビデオから特に重要なものを私が厳選して31日間のレッスンにまとめ、このほど新商品として発売した次第です。

オンライン・ビデオ教材「バッハの弾き方速習31日ビデオレッスン」

  • 毎日5分から10分かけて、2本のビデオと短い文章に目を通すだけ
  • 1ヶ月後には、あなたはバッハの弾き方についての広い視野と知識を身に付けて生まれ変わっていることでしょう
  • その後も、好きな時に好きなレッスンを何度でも復習できます

出演:八百板正己(解説とチェンバロ演奏)

企画、制作:八百板チェンバロ教室

視聴方法:パソコン、スマートフォン、タブレットなどで専用のウェブサイトにインターネット接続して視聴します

動作環境:通常のウェブサイトを表示でき、YouTubeで動画が再生できるなら大丈夫です。特に最新の機器である必要はありませんし、機種も選びません。

価格:2,500円

毎日のレッスン構成

毎日のレッスンは以下の構成になっています。あなたが忙しければ、最低限の項目だけチェックして短時間で学習を済ませることもできます。

  1. 今日の問題提起(短い文章):なぜあなたに今日この事を知っていただきたいのか、その理由と背景を知ることができます。あなたはきちんと問題意識を持ってその日のレッスン内容を理解することができるでしょう。
  2. 解説ビデオの要約(数項目の箇条書き):要約と見比べながら解説ビデオを見ることで、あなたはビデオの内容をよく理解することができるでしょう。それに、もしあなたが忙しくて解説ビデオを見る時間が無くても、この要約だけなら10秒くらいで理解できます。
  3. 解説ビデオ(数分間):演奏を交えながら分かりやすく楽しく解説しているので、あなたもきっと話に引き込まれるでしょう。
  4. その曲を通して演奏したビデオ(数分間):解説した内容を盛り込んだ曲全体の姿を聴けます。その日の話題を演奏に盛り込むと曲全体がどのように美しく説得力を持つのか、あなたもきっと納得するでしょう。
  5. その曲の楽譜を無料でダウンロードできるリンク:あなたが楽譜を持っていない曲でも、楽譜を見ながらの詳しい学習がその場ですぐに始められます。

レッスン一覧

31日間のレッスン内容は以下のとおりです。バッハのさまざまな鍵盤音楽から、多彩な話題を選びました。

小前奏曲

第1回:こういう16分音符のジグザグを楽譜どおりに弾かないで!(前奏曲 ヘ長調 BWV927)

第2回:アーティキュレーションをこんなにたくさん工夫すれば、和音がなくなって急に2声になっても充実します(前奏曲 ハ長調 BWV933)

第3回:ピアノだからって、すべてを強弱で表現しようとしていませんか? もっと分かりやすいこの方法を併用してみましょう(前奏曲 ニ短調 BWV926)

インヴェンションとシンフォニア

第4回:9/8拍子であることや前半が3小節単位であることを分かりやすく伝えるにはどう工夫する?(インヴェンション 第10番 ト長調)

第5回:バッハにしては珍しく自筆譜にスラーをこんなに書いたのだから、逆にスラーのない音はこう弾きましょう(インヴェンション 第3番 ニ長調)

第6回:右手のタイミングを左手のちょうど真ん中に合わせないで下さい。当時のイタリア人歌手たちの演奏様式を適用すると?(インヴェンション 第6番 ホ長調)

第7回:この曲のテンポは? バッハの自筆譜や長男のための楽譜帳、弟子が書き写した楽譜から判断すると?(インヴェンション 第7番 ホ短調)

第8回:バロック音楽でこのリズムがあったら、この音を短く弾けばOK。でも、罠が待ち受けています(シンフォニア 第11番 ト短調)

平均律クラヴィーア曲集

第9回:こんなに長い音のトリルは、バッハもよく使ったこの楽器の奏法を真似して(平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲 ト短調)

第10回:主題を二分するこの休符と古代ギリシャの弁論術の関係とは? だからどう演奏する?(平均律クラヴィーア曲集第1巻より フーガ ト短調)

第11回:この曲を速く弾きすぎていませんか? そっくりなバッハのカンタータのアリアから類推すると?(平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲 ニ短調)

第12回:4声の対位法だからって、几帳面にイン・テンポで弾かないで下さい。その根拠は?(平均律クラヴィーア曲集第2巻より 前奏曲 ハ長調)

第13回:こういう休符で「間が持たない」と不安になりますか?(平均律クラヴィーア曲集第2巻より フーガ ハ長調)

第14回:フーガなのに、なぜ楽譜にない装飾音をこんなにたくさん加えてもいいの?(平均律クラヴィーア曲集第2巻より フーガ ホ長調)

アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集

第15回:奥さんの楽譜帳にある小品も、本来の礼拝用オルガン曲としての弾き方を工夫するとこうなります(コラール「ただ愛する神の支配するに任せる者は」BWV691)

第16回:当時の行進曲のテンポが今と全然違っていたことを知っていますか?(行進曲 ニ長調 BWV Anh.122)

フランス組曲

第17回:こういう曲の分散和音は楽譜どおりに弾かないで! その根拠は? 具体的な弾き方は?(フランス組曲第4番より アルマンド)

第18回:なぜバッハは、レガートで弾くのが当たり前なこんな音に、しつこくしつこくスラーを書き込んだのでしょうか?(フランス組曲第4番より サラバンド)

第19回:普通に小節線を通過するとガヴォットに聞こえません。どうすればいい?(フランス組曲第4番より ガヴォット)

第20回:アルマンドの8分音符をスタッカートで弾かないで下さい。その歴史的根拠は?(フランス組曲第3番より アルマンド)

第21回:冒頭の16分音符のアウフタクト、本当はアウフタクトではないのです。それならどう弾くの?(フランス組曲第2番より アルマンド)

第22回:バッハなのに揺らし過ぎと思いますか? でもちゃんと根拠があります(フランス組曲第2番より サラバンド)

第23回:この曲は繊細に弾くの? それとも毅然と弾くの? ここに注目して判断します(フランス組曲第2番より エール)

第24回:バッハのメヌエットの速さは? なぜ古典派のメヌエットと同じではダメなの?(フランス組曲第2番より メヌエットI)

第25回:スラーをつけた2つの音符の弾き方が4種類もあるのを知っていますか?(フランス組曲第2番より メヌエットII)

第26回:両手で同時に装飾音があったら、なぜ同じように弾かないほうがいいの?(フランス組曲第2番より ジーグ)

ゴルトベルク変奏曲

第27回:トリルが付いた音に、前の音からスラーが付いていたらどう弾くの? バッハ自身の装飾音表に載っていない時はこれを参照(ゴルトベルク変奏曲より 第12変奏)

第28回:上品な3拍子感を出すために、バッハが弦楽器によく指示したボウイングを当てはめてみましょう(ゴルトベルク変奏曲より 第19変奏)

第29回:この曲を遅く弾きすぎていませんか? 元になったある舞曲のテンポを適用するとどうなる?(ゴルトベルク変奏曲より アリア)

第30回:こういう曲を弾く時は、指の練習に取りかかる前に「頭の練習」をしてください。一見遠回りに思えてもこれが近道(ゴルトベルク変奏曲より 第18変奏)

リュート曲

第31回:バッハの大規模なフーガなのに、どうしてこんなに対位法が薄いの?(前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998 より フーガ)

 

サンプル(第1回の内容を全部公開)

毎日のレッスンのイメージを持っていただくために、第1回の内容を全部ここに転載します。どうぞビデオもご覧になってみて下さい。

今日の問題提起:

「バロック音楽は楽譜どおりに弾かないほうがいい場合が結構あるらしい」という話を聞きませんか? これもその一つです。跳躍する16分音符の連続は「音符で書き表された分散和音」なのです。

今日から先、あなたが出会うどんなバッハの曲でも、16分音符で書き表された分散和音が出てきたら、今日の話を思い出して適用してくださいね。「バロック音楽らしいバッハ演奏」の第一歩です。

ビデオの要約:

  • 16分音符のジグザグした動き(音符で書き表された分散和音)は、バロック音楽では楽譜どおりの音価で弾くことは無いと考えていい
  • 弾き方その1:すべての音をスタッカート
  • 弾き方その2:(この曲の場合は一音おきにジグザグしているので)2つずつ組にして重ねる
  • 弾き方その3:1拍の16分音符4つすべてを(ピアノのペダルを踏んだ時のように)重ねる
  • このような弾き分け(アーティキュレーション)は決まりがあるわけではないので、効果を耳で確かめながらいろいろ工夫できる

 

では、以上の解説を踏まえて、この曲を通してお聴き下さい。

いかがですか?

こんな感じのレッスンが日替わりでお手元に届けば、1ヶ月後にはあなたはバッハの弾き方について広い視野を身に付けて生まれ変わりそうな気がしませんか?

(サンプルここまで)

お客様の声

早速お買い上げ下さったお客様から感想をいただいています。

速習31日レッスン、素敵です!!

何回も巡回して視聴を続けたら、31項目が頭に入り、自分が課題としている曲を練習するときに色々と意識したいポイントを見つけられるようになるかもしれませんね。

それと、模範通し演奏のインベンションが素敵で、びっくりしています。今まで、インベンションは、もし人前で弾くとしたら、凄くコスパが悪い曲(難しいのに全く映えない)と感じていました。が、模範通し演奏を聴かせて頂き、その印象が一変です。美しい!! インベンションは練習曲っぽさとは無縁の曲だったのですね。嬉しい発見です。宝物が増えました。

順番に聴かせていただいていると、舞曲ではないインベンションや平均律的な曲の魅力に感動します。舞曲を聴くと舞曲系の曲に感動します。弾きたいなぁと思う曲がどんどん押し寄せてくる感じ。変な苦しみです。

(京都市 K様)

さあ、次はあなたの番です。バッハの弾き方についての広い視野を1ヶ月で身に付けて、生まれ変わってください。