私の顔は修正しすぎ?(写真付き)

 

やっぱりプロのカメラマンは違いますね!

今まで10年以上も使ってきたプロフィール写真が、さすがに実態とかけ離れて限界でした。やっと重い腰を上げて10日ほど前に写真館で撮ってもらったのが左の写真です。

右はその数日後に娘とハイキングに行ったときに山頂で撮った写真です。スマホの自撮りです。

大違いでしょ? 年齢がいくつ違うように見えるでしょうか?

 

じつは写真館に撮影をお願いしたら、写真を修整してくれるサービス付きだったんです。で、今51歳なのですが「45歳くらいに見えるようにしてください」と頼みました。そうしたら、さすがですね! 気になるシワやらシミやらヒゲやらがきれいに無くなっているではありませんか。

気に入ったので、早速あちこちに使っていますよ。まずはこのウェブサイト(ホームと自己紹介のページ)。それからFacebookのプロフィール写真を入れ替えました。そして先日作ったYouTubeチャンネルにも使いました。これからはチラシの写真も全部これにします。今度から名刺も写真入りにしようかな。

 

プロフィール写真の修整って、詐欺にはなりませんよね。その写真館の案内には「履歴書の写真を当館の修整つきデラックスコースで撮れば就職活動にも有利」とか書いてありましたっけ。あんまりきれいに修正してしまうと実際に会ったときにガッカリさせてしまうかもしれませんけれど。

 

では音楽はどうでしょう? CDを作るときなんかは、同じ曲を20回も録音して、一番よく弾けたところだけを寄せ集めて原盤を作るんだそうですね。今では弾き間違えた音があるとその音だけ高さを変えることだってできてしまうとか。私が買った音声編集ソフトだって、演奏中に携帯電話の着信音が鳴っても、その着信音だけ後から消すことくらいは簡単にできるそうですよ。

 

ですが私はそういうことはできるだけやりたくないと考えています。

雑音を消すくらいは害がないと思いますが、たくさん録音したものを継ぎはぎするなんて。極端な話、1音ずつ録音していって、後から組み立てたって作れてしまいますからね。

 

音楽は時間の芸術です。流れというものがあります。その流れは、人間という生命の営み(一番分かりやすいのは呼吸です)から生まれるものであって、そこから切り離すべきでないと思うんです。

生のコンサートでは、会場のお客様全員が息を殺して聴き入る瞬間が訪れたりします。またはお客様全員が同じタイミングで息をしているのでは、と思える瞬間も訪れます。そんなことが起こるコンサートは、たとえいくつか音を弾き間違えたとしても、演奏者にとってもお客様にとっても、忘れがたい稀有な体験となるのです。

その奇跡のような瞬間が、少し前に音を弾き間違えたことによる緊張によって引き起こされたりもするんですから、「間違えないのは良いこと、間違えるのは悪いこと」とも一概に言えません。十分に練習を積んで、それでも起こってしまった間違いは、一期一会の貴重な出会いとして丸ごと受け入れていいと思っています。

あ、でもこれは、練習不足の言い訳には使えませんよ。自分への反省を込めて、戒めを込めて。

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私の顔は修正しすぎ?(写真付き)” に対して1件のコメントがあります。

  1. higurasi より:

    八百板先生の 「間違えないで弾くことが大切なんじゃなくて、美しく弾くことが大切 」とても印象深いことばでした。 そして演奏だけでなく何かするときにふっと考えることがあるんです、大切なことを間違ってはいないか、と。健康診断で完璧な数値でなくても(?)多少ひざや腰が痛くても(?)「生きていれば様々あるけど今日もご飯がおいしい、緑が美しい、家族も元気、なんてありがたい!」と暮らすことが大切とか、(飛躍しすぎ?) 音楽が縁で八百板先生の美と幸せの哲学にふれることができて、とてもうれしいです。 お写真は年齢は関係なし、人柄パワーがグッと画面からあふれ出ていていい感じです。 お嬢さんがかわいい!!

    1. 八百板 正己 より:

      コメントありがとうございます。

      「大切なことを間違える」って、陥りやすいですよね。健康によくないと言われる事柄を気にしすぎることによって免疫が低下して病気になるなど、本末転倒を招きます。私が学んだ言葉に「すべての知らせは良い知らせ」というのがあります。どんな悪いことにも、それと同等かそれ以上の良いことの芽が必ず含まれているといいます。それに気付くには、物事を大きく長い目で見ることが大切ですね。写真へのお褒めの言葉、ありがたく頂戴いたします!

  2. T.H より:

    人間の顔って年齢と共に変わっていくのだなあと、最近のテレビを見ていてつくずく思っています。自分の顔もそうなのですけれど。
    先生のお写真、左はきりっとしておられて目はまん丸なのだなあと。右の方はカメラの位置がお顔に近すぎたのだと思います。写真屋さんは修正されたと書かれていますが、左と同じ距離だけ離れていればまた違うお顔だったのではないでしょうか。先生のネクタイとお嬢さんの帽子がとても素敵です。
    喜びがあればそれとわかる顔、悲しみがあればそれもすぐ顔に出ます。ひと様の写真を撮るときは、自分の思い込みでその方が一番美しく見えるように撮りたいと思っています。

    1. 八百板 正己 より:

      T.Hさん、コメントありがとうございます。
      よく観察してくださって、恥ずかしいくらいです!

  3. 家合映子 より:

    T.H様の書かれた、”ひと様の写真を撮るときは、自分の思い込みでその方が一番美しく見えるように撮りたいと思っています。”が、心に留まりました。それにしても先生のプロフィール写真、”かわいい”と思いました。そして、スマホで撮られた写真、娘さんがとても可愛いと思いました。

    1. 八百板 正己 より:

      家合さん、ありがとうございます。
      51歳の男が”かわいい”と言われると恥ずかしいですけれど。

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