長期チャレンジ企画「インヴェンション全曲を八百板のチェンバロで美しく弾こう」
私から毎週の個別サポートを受けて、私のチェンバロを使ってインヴェンション全曲を演奏しましょう。
締め切りは9月15日の23時59分までです。お早めにお申し込みください。
あなたもインヴェンション全曲をチェンバロで弾きたいですか?
それも八百板の2段チェンバロで
あなたの夢をかなえるために、八百板が精一杯のサポートを提供します
すごく嬉しい! のに、とっても残念・・・
私は時々お客様から「私もインヴェンションを全曲弾けるように頑張ります!」というメールをいただくんです。「昔弾いたきりだから、また弾いてみたくなった」という人もいれば、「じつはインヴェンションは初挑戦」という人もいます。
すごく嬉しいですよ! だって、私が演奏するインヴェンションの動画を見て、とても美しい曲だと感激したから、っていうんですから。こういうメールをいただくと「ああ、音楽家をやっていてよかったなあ」とつくづく感じます。
でもね、後で尋ねてみると途中で止まってしまっている人もけっこういるみたいなんです・・・。
とっても残念ですよ・・・。だって、私はその人の願いをかなえてあげられなかったんですから。私がどんなにインヴェンションの美しさを動画で解説しても、インヴェンションを動画で美しく弾いても、お客様の挑戦が途中で挫折してしまうなんて。「ああ、音楽家って、けっこう無力なんだなあ」とつくづく考えさせられます。
どうしてインヴェンション全曲演奏を途中で挫折してしまうのでしょうか?
お客様の説明ではたいてい「何だか忙しくなって」「〇〇をしないといけなくなって」「状況が変わったので」といった感じです。
忙しいのは本当なのでしょう。でもね、そんなこと言ったら誰だって忙しいですよ。今どき暇を持て余してるなんていう人はいませんよね。だから、本当の理由は他にあるんです。
お客様のせいではありません。私もいろいろ考えて、「インヴェンション全曲を弾くこと自体、そう簡単ではないんだ」と気が付きました。
独学で挫折するケース
「インヴェンション全曲を弾く」って、けっこう大きな目標ですよね? どのくらいの期間かかるでしょうか? 早い人で半年? もし毎月1曲のペースでいくなら、全部で15曲ですから1年以上ですね。
そういう大きなことを一人で成し遂げようとすると、目標の期日がずっと先なので、大きな落とし穴が待っています。そう、「さぼり癖」です。
「今日は忙しいから、一日くらいいいだろう」「今週はずっと忙しかったけど、一週間くらいいいだろう」「今月もほとんど弾けなかったけど、来月から頑張ろう」そして気が付いたときにはすっかりペースが狂っているわけです。
それだけではありません。さぼった自分を責める気持ちがやる気の足を引っ張ることにもなるのです。
私だってそうですよ。「〇〇というビデオ教材を作ります!」と宣言して1年以上になるのに、いつまでたっても完成しない、なんていうこともあります。毎月毎月、1ヶ月の予定を立てる日になると「ああ、先月もダメだったか・・・」と落ち込むんです。それが度重なると「ああ、先月も自分はダメな奴だったか・・・」になり、やがて「自分はどうせダメな奴だ・・・」となります。
つまずいたときに、それを自分の力だけで何とかしなければと思うと、すごく気が重くなってしまうんですよね。そもそも、つまずくっていうのは、自分の力だけでは切り抜けられない証拠なわけです。何でもかんでも根性だけで切り抜けられるものではありません。誰かの適切な手助けが必要なんです。
私だって、あえてお伝えはしてきませんでしたけど、何十万円も払って経営コンサルタントの指導を仰いだりしてるんですよ。
ピアノ教室で挫折するケース
近くにピアノ教室があって、そこにかよっていれば、さぼり癖はかなりの程度防いでもらえると思います。
けれど、ピアノ教室にも落とし穴があるんですよ。特に、忙しい大人が「インヴェンション全曲」なんていう目標を持ったときには。
ピアノ教室に行くと、曲の始めから終わりまで、とにかく間違えずに正確に弾くことを最初に求められます。間違えずに正確に弾けないうちは芸術的なアドバイスなんてもらえません。先生によっては「間違えずに正確に弾けないうちはレッスンに来るな!時間の無駄だ!」なんていう人もいます。
なぜ曲の始めから終わりまで正確に弾くことを最初に要求するのでしょう? それは、先生自身がそういう指導だけを受け続けて音楽大学を卒業したからです。それと、「バッハを弾く」ということに対するそれ以外の観点を先生が持っていないからです。
でも、大人のためのピアノ教室でそんなことをしていたら、何曲も弾かないうちに人生が終わってしまいますよ。
実際「近所のピアノ教室で、インヴェンション1曲合格するのに半年かかった」なんていうお客様もいらっしゃいます。それなら、全15曲の合格をもらうには7年半?
【秘密の追加情報】
「曲の始めから終わりまで正確に弾くことを最初に要求する」のは、教える側が楽だからでもあります。楽譜どおりに弾けてない音があるたびに「そこ、ちがう」「そこ、ダメ」と言ってればレッスン料がもらえるなんて、こんなに楽なことはありません。芸術性も要りません。
遅くてもいい、間違えてもいい
私がバッハの指導をするときの方針は、普通のピアノ教室とは全然違います。
テンポが遅くてもいいんです。間違えてもいいんです。正確に弾けなくてもいいんです。
生徒さんを甘やかしすぎでしょうか? いいえ、そうは思いません。バッハを速いテンポで間違えずに弾けることよりも、はるかに優先していただきたいことがあるからです。
それは「バッハの美しさを感じること」「バッハの美しさを感じ取る能力を伸ばすこと」です。プロの演奏家ではない人々、特に年齢を重ねた大人がこれからバッハ演奏に挑戦する本当の価値はここにあります。
バッハの音楽の本当の美しさを感じ取る能力は、どんなにテンポが遅くても、間違えながらでも、自分で弾いてみることによってしか伸ばせない部分があるのです。だから、音楽大学の入試では声楽科でさえインヴェンションを弾かされるのです。
私が弾くインヴェンションは、冒頭の主題の弾き方だけでも他のピアニストやピアノ教室と全然違う事に、あなたも気が付いていらっしゃるでしょう? 試しにあなたも私の演奏を真似して、冒頭だけでも弾いてみてください。「私にだってインヴェンションの主題をバッハが願ったように美しく弾けるんだ!」と満足できると思いますよ。
これなら、年齢を重ねてからバッハに挑戦する忙しい大人でも可能なことですし、単に楽譜どおりに速いテンポで正確に弾けることよりもずっと尊い価値のあることです。
どうせならチェンバロで弾きたい!
話は変わりますが、「私も八百板さんのようにインヴェンションをチェンバロで弾きたいです!」というメールも時々いただきます。
嬉しいですよね! チェンバロ奏者として、本当に嬉しいです。私が毎日のようにお送りしている動画を飽きずにご覧くださっているなら、もっともな気持ちでしょう。
私だって、18歳で大学合格祝いに小さなチェンバロを買ってもらう日まで、それこそ毎日のように夢にチェンバロが出てきたものです。でも夢の中でチェンバロを弾こうとしたら目が覚めたとか、弾こうとしたら壊れていたとか、弾いたらピアノの音だったとか、そんな悪夢ばかりでした。だから、18歳の春休みに楽器屋さんでチェンバロを試奏したときは興奮しましたよ。「ああ、本物のチェンバロだ!」「壊れてない!」「ピアノの音じゃない!」ってね。
私が子供のころに比べれば、今はチェンバロを時間貸ししている施設もずいぶん増えました。けれども、大都市圏以外ではそういう施設を探すのもなかなか簡単ではないようですね。
2つの願いを同時にかなえる機会をご用意しました
- 「私もインヴェンションを全曲弾きたい!」
- 「どうせなら私もチェンバロで弾きたい!」
こういうメールを幾度となく私が受け取るということは、「その願いをかなえる機会を提供しなさい」という天の導きなのだという気がしてきました。(念のため:私は特定の宗教を信じてはいませんが、何か人知を超えた導きのようなものは強く感じるのです。)
感じてしまったからには、行動に移すまでです。1ヶ月くらいこのことをずっと考えて、こんな企画ができました。
長期チャレンジ企画「インヴェンション全曲を八百板のチェンバロで美しく弾こう」
- インヴェンションを全曲弾けるようになるために、八百板から毎週の個別サポートを受けられます
- バッハを美しく弾くための膨大なノウハウを八百板が余さず解説した学習教材(「バッハの美しい弾き方講座」の限定公開ビデオ180時間以上)を自由に見ることができます
- 最後に八百板のチェンバロを使ってインヴェンションを全曲弾きましょう
内容は以下のとおりです。
- 【初回電話カウンセリング】(1回)
- 【「バッハの美しい弾き方講座」のすべての限定公開動画の視聴権】(受講期間中)
- 【毎週のメールによる練習進捗報告と質問】
- 【毎週のメールによる進捗サポートと質問への回答】
- 【毎月の区切りの儀式(弾けた曲を録音録画するか家族に聴いてもらう)】
- 【チェンバロによるインヴェンション全曲プライベート修了演奏会】(1回)
- 【終了証の授与】
あなたの願いを後押しする工夫の数々
1.【初回電話カウンセリング】(1回)
大きな目標を実現するためには、実現可能な計画を立てることから始めるのが大切ですよね?
一口に「インヴェンションを全曲弾く」といっても、人によって経験も能力もさまざまです。あなたにぴったりな適切な目標を定めるために、私との一対一の電話カウンセリングをご用意しました。
あなたに合った学習や練習の進め方が分かれば、自信をもってスタートを切ることができるでしょう。
2.【「バッハの美しい弾き方講座」のすべての限定公開動画の視聴権】(受講期間中)
あなたはきっとインヴェンションを単に楽譜どおりに機械的に弾くだけでは満足できませんよね?
せっかく私のチェンバロでインヴェンションを全曲弾くのですから、バッハを美しく弾くための膨大なノウハウを余さず解説した学習教材(「バッハの美しい弾き方講座」限定公開動画180時間以上)も好きなだけご覧いただけます。
私がビデオで解説する知識やノウハウは、インヴェンション1曲について30分から1時間にも及びます。その中の1つでもいいので、あなたの演奏に加えてみてください。あなたの指先からも、バッハが望んだような美しい音楽が流れ出すでしょう。
3.【毎週のメールによる練習進捗報告と質問】
大きなことを成し遂げようとすると、目標の期日がずっと先なので、ついさぼりがちです。そして気が付いたときにはすっかりペースが狂っているばかりか、さぼった自分を責める気持ちがやる気の足を引っ張ることにもなります。
そうならないように、今週は何を目標にしてどんな練習をどのくらいしたかを、毎週メールで報告していただきます。同時に、困ったことがあれば何でも質問してください。
そうすれば、漫然と楽器に向かうのではなくて、「今日はこの事」「明日はこの事」と目標をはっきり持って練習できるでしょう。
さらに、この報告を毎週積み上げること自体、あなたが頑張ってきたことの証となって自信を得られるでしょう。(ちなみに私はその日の練習の結果を毎日記録して、自分への励ましとして活用しています。)
4.【毎週のメールによる進捗サポートと質問への回答】
いただいた質問にはできるだけ早く解決の方法を返信します。
もしメールでは解決が難しい困りごとが生じた場合には、電話でお伝えしてもいいです。
順調に学習や練習が進んでいれば、「その調子で楽しんで続けましょう!」と励まします。
あなたが目指そうとしているインヴェンション全曲演奏という大きな目標は、私もかつて何度も何度も通ってきた道です。毎回異なるレベルの障害が現れて、その都度乗り越えてきた経験があります。その経験をあなたの目標実現に役立てたいのです。
あなたと同じような経験を私もしてきたと知って、その解決方法を聞けば、あなたも大きな目標を達成できそうな勇気が湧いてくるでしょう。
5.【毎月の区切りの儀式(弾けた曲を録音録画するか家族に聴いてもらう)】
大きなことを成し遂げるには、途中に小さな目標をいくつも設定するのがコツです。できれば小さな目標を達成する都度、何か達成感が得られる儀式にすると効果的です。
そこで毎月1回、1ヶ月の間に弾けるようになった曲の演奏を自宅で録音や録画で残すか、家族や友人だけのためのホームコンサートを開いて披露しましょう。これが「区切りの儀式」です。
「1ヶ月で完璧に弾けるようになるだろうか?」と心配しなくて大丈夫です。この儀式は1ヶ月の頑張りを称えるのが目的だからです。あなたは1ヶ月頑張りました。その結果、先月には弾けなかった曲がここまで弾けるようになりました。たとえ1つだけでもバッハの真意を理解して、自分の演奏に取り入れました。それだけで十分立派なことなのです。
この儀式を1回、2回と重ねるごとに、あなたは大きな目標に向かって確かに前進していることを実感するでしょう。そして、ますますやる気が高まるでしょう。
6.【チェンバロによるインヴェンション全曲プライベート修了演奏会】(1回)
さあ、それまでのあなたの頑張りの総決算です。新潟県見附市にある私のチェンバロスタジオでプライベートな演奏会を開きましょう。ご家族やお友達を連れてきてもいいです。使う楽器は私がいつもビデオで弾いている緑色の2段チェンバロです。あなたのために、チェンバロスタジオを3時間開放します。じっくり練習するもよし、連れてきたご家族やお友達と弾き合うもよし、録音や録画をするもよし。
それまであなたが学習や練習に熱心に取り組むほど、この日はあなたにとってかけがえのない思い出となるでしょう。
7.【修了証の授与】
すべての過程を修了したことを祝って、ささやかですが修了証を差し上げます。チェンバロによるインヴェンション全曲演奏の喜びをいつまでも忘れないように、あなたがいつも目にするところに飾ってください。
「次はシンフォニア全曲」「次はフランス組曲全曲」などと、あなたがもっと大きな目標に向かって進むのを力強く応援してくれるでしょう。
選べる2つの受講期間
「インヴェンションは初挑戦」という人と「昔弾いたことがある」という人では、練習の進み具合も全然違いますね?
「とにかく一通り弾いてみたい」という人と「できる限り細かいことまで追求したい」という人でも違うでしょう。
そこで、「じっくりコース」と「短期集中コース」の2つをご用意しました。
1.じっくりコース:
【受講期間】2024年10月~2025年12月(毎月1曲ずつ15ヶ月。曲順任意)
【修了演奏会】2026年1月以降(日時はご都合に合わせて後日相談)
2.短期集中コース:
【受講期間】2024年10月~2025年2月(毎月3曲ずつ5ヶ月。曲順任意)
【修了演奏会】2025年3月以降(日時はご都合に合わせて後日相談)
こんなプレゼント(無料)もお付けします
プレゼント1:八百板によるインヴェンション全曲演奏
プライベート修了演奏会の当日、もしご希望でしたら、私もあなただけのためにインヴェンションを全曲弾いてもいいです。チェンバロのすぐ横で響板を覗き込むようにしながら、全身にシャワーのように浴びるチェンバロの響きは最高ですよ。公開のコンサートでは決して味わえない贅沢です。
プレゼント2:八百板による個人レッスン
プライベート修了演奏会で時間に余裕があれば、あなたに個人レッスンをしてもいいです。ちなみに私のチェンバロ教室は今、新規の生徒の受け入れを停止しています。私から個人レッスンを受けようと思えば、今のところこれが唯一の方法です。
プレゼント3:特典映像「バッハの装飾音とアーティキュレーションの原則」(1時間13分)
2019年に「インヴェンションとシンフォニアの全ての装飾音とアーティキュレーション」と題して、新潟市内で5日間の講習会を開催しました。休憩時間を除いても17時間半という大規模な講習会でした。
この中で最も重要な基礎について解説した部分の映像を、今回のプレゼント用に特別に編集して閲覧できるようにしました。まだどこにも公開していない貴重な映像です。内容は以下のとおりです。
特典映像「バッハの装飾音とアーティキュレーションの原則」目次
1.バッハの装飾音の原則
1.1 バロック音楽と装飾音
1.2 装飾音の役割
1.3 装飾音の分類
1.4 装飾音の速さ
1.5 装飾音の任意性
1.6 トリルはいつも上の音から始めるのか?
2.バッハのアーティキュレーションの原則
2.1 アーティキュレーションとは
2.2 そもそもなぜアーティキュレーションなのか
2.3 鍵盤楽器のアーティキュレーションについての歴史的背景
2.4 貧弱なアーティキュレーション
2.5 多彩なアーティキュレーション
2.6 アーティキュレーションによる対位法の弾き分け
2.7 他の楽器の模倣によるアーティキュレーション
2.8 アーティキュレーション選択のためのアイデア
各タイトルを見て、どんな内容だか予想がつきますか? バッハをどう弾いたらいいか迷う理由の筆頭が、装飾音とアーティキュレーションの2つですよね?
これらを支える一貫した原則を知って下さい。そうすれば、「バッハの美しい弾き方講座」で一つ一つ説明している細かい事柄をすっきりと整理できます。それに、いつもこの原則に立ち返って考える習慣をつけることで、これからはあなたも他人の演奏にいちいち惑わされることなく、確信を持ってバッハを弾けるようになるでしょう。
プレゼント4:レポート「バッハ自身によるインヴェンションとシンフォニアの指導順序」
あなたも弾いたことがあればお分かりと思いますが、インヴェンションは易しい順に並んでいませんね。では、どういう順序で学習するのが適しているのでしょうか?
じつは、バッハ自身がこの曲を長男フリーデマンのために作曲したときに、どういう順序で与えたのかを示す資料が残っているのです。ピアノ教室の先生、インヴェンション第1番の次に、間違っても第2番を生徒に弾かせないで下さい! それではバッハが嫌いになってしまいます。
プレゼント5:手順書「バッハの自筆譜を無料でダウンロードする方法」
今、世界中の図書館や研究機関などに保管されている重要な古文書類が、インターネットでどんどん無料公開されるようになっています。バッハの自筆譜もです。以前なら専門の研究者しか見ることのできなかったバッハの自筆譜を、誰もが自宅にいながらにして手に入れられるのです。その手順をあなたにお伝えします。
バッハの自筆譜を眺めるのは楽しいですよ。インヴェンションなどは、プリンタで出力すればそのまま譜面台に置いて演奏できるくらい美しく丁寧に書かれています。あなたの新たな楽しみの一つに加えてみて下さい。
あなたにとって、どれくらいの価値?
あなたにとって、毎週私からの個別サポートを受けながら人生の夢の一つであるバッハのインヴェンション全曲を美しく弾けるようになり、その成果を私のチェンバロスタジオにある私のチェンバロで味わうことには、どのくらいの価値があるでしょうか?
ピアノ教室と比べると?
例えば、普通に近所のピアノ教室にかよって達成する方法と比べてみましょう。一番お金がかからない方法です。それでも、月謝が7,000円として、毎月1曲ずつ仕上げるなら15ヶ月で約10万円かかります。そして、全部弾けるようになったらチェンバロを備えた貸しスタジオを探して出かけていくのです。
けれどその場合、よほど良い先生に恵まれないと、かつての私のように苦労すると思いますよ。私は中学生の時にピアノ教室の先生から「バッハは練習曲だからすべてを正確に弾きなさい」「バッハに感情を込めてはいけない」と言われ続けてバッハが嫌いになり、我慢できなくなってピアノ教室を辞めた経験があります。それ以来、私は良い先生に恵まれず、30歳で意を決してチェンバロ演奏家になるまで、ずっと独学で頑張るしかなかったのです。
プロのチェンバロ奏者に弟子入りすると?
バッハを練習曲としてでなく芸術作品として教えてもらいたいなら、チェンバロ奏者に習うのが一番でしょう。
かといって、あなたが今さら音楽大学の古楽器科に入学して800万円も学費を払うのは現実的ではありませんよね。
代わりにプロのチェンバロ奏者に個人的に弟子入りする方法と比べてみましょう。レッスンの枠が空いていて(ちなみに私のチェンバロ教室は今、新規の生徒の受け入れを停止しています)、生徒のレベルを問わず受け入れてくれるチェンバロ奏者も、インターネットで探せば見つかるかと思います。あなたの近くにそういう奏者がいれば、毎月レッスンに通う手間と、決して安いとは言えないレッスン代はかかりますが、選択肢として考えてもいいでしょう。
【秘密の追加情報】
念のためにお伝えしておくと、私が知っているチェンバロ奏者には、「本音を言えばインヴェンションなんか教えたくない」という人が少なくないんです。もっと、フレスコバルディとか、フローベルガーとか、カベソンとか、難解で深遠な曲をレッスンに持ってくる生徒の相手をしたいんだそうです。だって、せっかくヨーロッパ留学までして難解で深遠なバロック音楽の真髄を学んで、それが自分のアイデンティティーだと思っているから、「どうしてこの自分がインヴェンションなんかを教えなきゃいけないんだ」と思ってしまうのです。
私もプロのチェンバロ奏者です。そしてバッハをこの上なく尊敬しているし、インヴェンションを芸術作品としてものすごく愛しています。この私から毎週の個別サポートを受けてインヴェンション全曲にチャレンジしましょう。その成果を私のチェンバロスタジオにある私のチェンバロで味わいましょう。
近所のピアノ教室や、他のチェンバロ奏者に弟子入りするのと比べてください。
長期チャレンジ企画「インヴェンション全曲を八百板のチェンバロで美しく弾こう」
- インヴェンションを全曲弾けるようになるために、八百板から毎週の個別サポートを受けられます
- バッハを美しく弾くための膨大なノウハウを八百板が余さず解説した学習教材(「バッハの美しい弾き方講座」の限定公開ビデオ180時間以上)を自由に見ることができます
- 最後に八百板のチェンバロを使ってインヴェンションを全曲弾きましょう
- 5つのプレゼントもお付けします
- 【初回電話カウンセリング】(1回)
- 【「バッハの美しい弾き方講座」のすべての限定公開動画の視聴権】(受講期間中)
- 【毎週のメールによる練習進捗報告と質問】
- 【毎週のメールによる進捗サポートと質問への回答】
- 【毎月の区切りの儀式(弾けた曲を録音録画するか家族に聴いてもらう)】
- 【チェンバロによるインヴェンション全曲プライベート修了演奏会】(1回)
- 【終了証の授与】
- 【プレゼント1】八百板によるインヴェンション全曲演奏(修了演奏会当日)
- 【プレゼント2】八百板による個人レッスン(修了演奏会当日)
- 【プレゼント3】特典映像「バッハの装飾音とアーティキュレーションの原則」
- 【プレゼント4】レポート「バッハ自身によるインヴェンションとシンフォニアの指導順序」
- 【プレゼント5】手順書「バッハの自筆譜を無料でダウンロードする方法」
1.じっくりコース:
【受講期間】2024年10月~2025年12月(毎月1曲ずつ15ヶ月。曲順任意)
【修了演奏会】2026年1月以降(新潟県見附市「見附チェンバロスタジオ」にて。日時はご都合に合わせて後日相談)
【受講料】
一括払い:298,000円
分割払い:月額24,000円×15回払い
【募集定員】5人(先着順。定員に満たない場合でも9月15日の23時59分で締め切ります)
2.短期集中コース:
【受講期間】2024年10月~2025年2月(毎月3曲ずつ5ヶ月。曲順任意)
【修了演奏会】2025年3月以降(新潟県見附市「見附チェンバロスタジオ」にて。日時はご都合に合わせて後日相談)
【受講料】
一括払い:198,000円
分割払い:月額48,000円×5回払い
【募集定員】5人(先着順。定員に満たない場合でも9月15日の23時59分で締め切ります)
安心の全額返金保証
私がどんなに「精一杯のサポートを提供します」と言っても、あなたは「もし相性が合わなかったらどうしよう」「続けられなかったらどうしよう」などと迷っているかもしれませんね。
そこで、あなたが安心してお申し込みいただけるように、全額返金保証をご用意しました。
受講開始の日から数えて1ヶ月後から2ヶ月後までの間に、「思っていたものと違った」「続けられそうにない」など、どんな理由でも結構です。それ以降の日程をキャンセルしたいと思われましたら、私にそうお伝えください。いただいた受講料を全額返金いたします。
返金条件:
ただし、「どうせ返金されるから」といった冷やかし半分のお申し込みを避けるために、最初の1ヶ月分の課題に対して以下の2つが実施済みであることを返金の条件とさせていただきます。
- 【練習進捗報告と質問】(メールで毎週1回、1ヶ月分で計4回を提出済みであること)
- 【区切りの儀式】(弾けるようになった曲の演奏を録音録画で残すかホームコンサートで家族などに披露する。1ヶ月分の1回を実施済みであること)
あなたはどうなさりたいですか?
クラシック音楽に興味を持つ人の中でも、あえてバッハを弾きたいと思う人が少数派だということは私にも分かります。ましてインヴェンションといえば、ピアノ教室にかよう子供たちを片っ端からバッハ嫌いにさせる曲集です(私だって、そのせいで中学生の時にバッハが嫌いになりました)。そのインヴェンションを、大人になってから、しかも全部自分で弾きたいなんて、よほどバッハの魅力にとりつかれた限られた人だけだろうと思います。
あなたは、どうなさりたいですか?
あなたが本当に「インヴェンションを全曲弾きたい」と思っていらっしゃるなら、あなたの前には2つの道があります。
- ひとつは、自分の力でインヴェンション全曲制覇を成し遂げることです。粘り強い意志をもって練習を継続し、分からないことは自分で調べて、目標に向かって一人で地道に進んでいきます。全曲の練習が済んだら、チェンバロを時間貸ししてくれる施設を探して弾いてみることもできるでしょう。
- もうひとつは、もっと簡単で確実な方法です。私の個別サポートを毎週受けながら、困ったことや分からないことがあれば質問して、私と一緒に進んでいきます。私がバッハの弾き方を限りなく詳細に解説した180時間以上もの限定公開動画を好きなだけご覧になれます。全曲の練習が済んだら、私のチェンバロスタジオで、いつも動画で見ている私の緑色の2段チェンバロを使って、あなただけの修了演奏会を開くことができます。
あなたがどちらを選ぶのも自由です。けれど、このページをここまで読んで下さっているということは、あなたもインヴェンションを私のように弾きたいのではありませんか? 私がインヴェンションを弾くときのノウハウを取り入れて、私の緑色の2段チェンバロを使って同じように弾いてみたいのではありませんか?
それなら、今がチャンスです。あなたの夢をかなえるために、私が精一杯のサポートを提供します。安心してお申し込みいただけるように、全額返金保証もお付けしています。
募集定員は各コース5人限定、締め切りは9月15日の23時59分までです。どうぞお早めにお申し込みください。
<追伸>
あなたが本当に「インヴェンションを全曲弾きたい」と思っていらっしゃるなら、「またそのうち考えよう」と先送りするのはお勧めできません。なぜなら、多くの人がそうやって大切な年月を無益に過ごし、気が付けばまともに楽器を弾けない年齢になってしまうからです。
あなたの夢が「生涯にインヴェンション15曲さえ弾ければいい」なら先送りの余裕もあるでしょう。でもこの先、200曲もあるバッハの鍵盤音楽の魅力にとりつかれてしまったら? 今元気なうちにインヴェンションを全部弾いておけば、この先大きく膨らむ夢も実現しやすくなるでしょう。
さあ、今が決断の時です。下のボタンからお申し込みください。
<再追伸>
今回の募集は2つのコースそれぞれ5人限定です。毎週の個別サポートを丁寧におこなうには、私にとってこれが精一杯だからです。
次回の募集があるとしても、早くても1年以上は先になるでしょう。なぜなら、今回はインヴェンション全曲ですが、ほかにもシンフォニア全曲や、フランス組曲全曲など、いろいろな希望をお持ちのお客様のための企画も予定しているからです。
悔いを残さないように、お早めにお申し込みください。
<再再追伸>
あなたが音楽教室などで教えていらっしゃるなら、この企画の受講料は全額を経費に計上できます(確定申告時に収支内訳書の科目の空欄に「研修費」と書く)。あなたにとってこの企画は無駄遣いではなく、娯楽でもなく、スキルアップのための投資です。
「インヴェンション全曲を美しく弾けるピアノの先生」「チェンバロでの演奏経験を持つピアノの先生」
素晴らしい強みではありませんか! 堂々と胸を張ってお申し込みください。
講師紹介
八百板 正己(やおいた まさみ)
1967年新潟県長岡市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了。
チェンバロを岡田龍之介、渡邊順生の両氏に、指揮法を樋本英一氏に師事。
第15回、第19回、第21回古楽コンクール(チェンバロ部門)ファイナリスト。
新潟県見附市にチェンバロ専用スタジオを構え、チェンバロ教室を主宰。
新型コロナ禍を機に、インターネットを使ってバッハの本当の弾き方を発信する活動へと全面的に切り替える。
バッハのすべてのチェンバロ曲の詳細な弾き方を、10年かけて500時間のビデオで解説し尽くすプロジェクトが進行中。
日本チェンバロ協会会員。
新潟大学教育学部非常勤講師。
2018年に書籍「超効率バッハ練習法~プロのチェンバロ奏者からピアノ愛好家への贈り物」を出版。
新潟県三条市在住。
八百板正己の音楽歴
講習会
- 「チェンバロ演奏から学ぶインヴェンション&シンフォニア演奏解釈講習会」
2006年5月~6月(全4回)見附チェンバロスタジオ - 公開講座「バロック舞曲の演奏法と鑑賞法~バッハのフランス組曲を中心に」
2008年8月~11月(全4回)見附チェンバロスタジオ - チェンバロ・レクチャーコンサート「平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)」
2011年4月~7月(全4回)見附チェンバロスタジオ - 講習会「チェンバロ演奏家からしか聞けないバッハのインヴェンション(全15曲)の本当の姿」
2015年4月 新潟市民芸術文化会館 - 講習会「チェンバロ演奏家からしか聞けないバッハのシンフォニア(全15曲)の本当の姿」
2015年9月 新潟市民芸術文化会館 - 連続講習会「チェンバロ演奏家からしか聞けない平均律クラヴィーア曲集第1巻(全曲)の本当の姿」
2016年5月~8月(全4回)新潟市民芸術文化会館 - 音楽講習会&ダンス体験会&コンサート「朝から夜までバッハの舞曲に浸る3日間」
2017年8月~10月(全3回)新潟市北区文化会館 - 講習会&演奏体験&コンサート「バッハ最愛の鍵盤楽器クラヴィコードに浸る一日」
2017年3月 新潟市民芸術文化会館 - 連続講習会「インヴェンションとシンフォニアの全ての装飾音とアーティキュレーション」
2019年7月~11月(全5回)新潟市民芸術文化会館
レクチャーコンサート
- チェンバロ演奏とお話の会vol.1「平均律クラヴィーア曲集第1巻(全24曲)」
2009年1月~2011年2月(全24回)ギャラリー mu-an - チェンバロ演奏とお話の会vol.2「ゴルトベルク変奏曲(全曲)」
2011年5月~2012年3月(全6回)ギャラリー mu-an - チェンバロ演奏とお話の会vol.3「イギリス組曲(全6曲)」
2012年7月~2013年5月(全6回)ギャラリー mu-an - チェンバロ演奏とお話の会vol.4「平均律クラヴィーア曲集第2巻(全24曲)」
2013年7月~2015年5月(全12回)ギャラリー mu-an
コンサート
新潟県内を中心に、群馬、山形、長野、東京、神奈川、茨城にて
1999年10月~ 計600回
チェンバロ教室
「八百板チェンバロ教室」を主宰し、過去25年の間に100人以上の方に4500時間を超えるチェンバロ指導を提供
音楽雑誌掲載歴
「ピアノの情報誌ムジカノーヴァ」(音楽之友社)2004年1月号に、「バロック音楽お国めぐり~バッハだけじゃない!魅力探訪の旅」と題して解説記事を寄稿
著書
「超効率バッハ練習法~プロのチェンバロ奏者からピアノ愛好家への贈り物」2018年1月 自費出版
公共ホール主催のチェンバロ普及事業での講師歴
- 音楽鑑賞会「チェンバロの実演で聴くバロック音楽の世界」
1998年4月~1999年3月(全11回)栃尾市公民館 - 音楽鑑賞会「チェンバロの実演で聴くバロック音楽の世界」
1999年5月~11月(全7回)栃尾市公民館 - チェンバロ体験講座「バッハを弾こう」
2001年7月~9月(全8回)長岡リリックホール - 夏のチェンバロ体験in長岡
2002年7月~9月(全12回)長岡リリックホール
指揮活動
新潟バッハ管弦楽団&合唱団
(2015年にプロ・アマチュア混成の80人規模のバッハ専門演奏団体を立ち上げ、音楽監督として指揮指導を続け、5年間に15回の公演を行う)
コンクール歴
第15、19、21回古楽コンクール(チェンバロ部門)ファイナリスト
師事
チェンバロを渡邊順生、岡田龍之介の各氏に、指揮を樋本英一氏に師事
共演歴
- 群馬交響楽団
- 風岡優(元群馬交響楽団コンサートマスター)
- 片野耕喜(山梨大学大学院教授 テノール)
ほか多数
長期チャレンジ企画「インヴェンション全曲を八百板のチェンバロで美しく弾こう」
私から毎週の個別サポートを受けて、私のチェンバロを使ってインヴェンション全曲を演奏しましょう。
締め切りは9月15日の23時59分までです。お早めにお申し込みください。