オンライン・ビデオ教材「バッハのインヴェンションってどんな曲?」
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第1章:バッハはインヴェンションをどういう目的で作ったか?
現在のピアノ教育では、インヴェンションは「初級者が右手と左手を独立して弾けるようになるための練習曲」程度の扱いを受けているだけです。
でも、バッハ自身ははるかに高い教育目的を持ってこの曲集を作ったということが、バッハの自筆譜にちゃんと書いてあります。
バッハの真意を知ることで、あなたは「この小さな曲に、そんなに高度なレッスンが詰まっていたのか!」と驚くでしょう。
第2章:バッハはインヴェンションをどういう順序で教えたか?
YouTubeを見ると、ピアニストが「インヴェンションのおすすめ学習順」「インヴェンションの難易度表」などと主観的に言っている動画がいろいろ見つかります。どれを信じたらいいのでしょうか?
じつは、バッハ自身が長男のためにインヴェンションを与えた順番が分かる資料が残されているのです。単なる指の難しさの順ではありません。
それだけではありません。バッハは長男にインヴェンションを与える前に、驚くべき曲集を弾かせていたことも分かります。
これらの情報によって、インヴェンションに対するあなたのイメージは完全に覆されるでしょう。
第3章:バッハが言う「カンタービレな奏法」のための各種のテクニック
こんにちの一般的な理解に反して、バッハ自身はインヴェンションの学習目的の一つに「カンタービレな奏法の習得」を挙げています。一見すると四角四面にも見えるインヴェンションの楽譜から、どうやってそんなことが可能になるのでしょうか?
ここでは、(1)装飾音、(2)アーティキュレーション、(3)アゴーギク(テンポやリズムを意図的に変化させること)の3つについて、インヴェンションの中から多くの具体例を挙げて説明します。
バッハの時代には必須の表現手段だったこれらのテクニックが、現在のピアノ教育でバッハを教える場合にはほとんど、あるいは完全に無視されています。
でも、これらのテクニックによって、確かにインヴェンションをカンタービレに奏することができると納得いただけるでしょう。「これなら私だってインヴェンションを美しく弾けそうだ!」と、あなたもワクワクするでしょう。
(1)装飾音
(2)アーティキュレーション
(3)アゴーギク
第4章:インヴェンション全15曲の演奏とワンポイント解説
前の章まででお伝えしたバッハの意図を精一杯盛り込んだ、インヴェンション全15曲の私の演奏をお聴きいただきます。併せて、曲ごとに1つのポイントを選んで具体的な弾き方を解説します(前の章までの内容と重なる部分もあります)。
それらの演奏と解説によって、あなたは「インヴェンションは単なる練習曲ではなく、美しい芸術作品だったんだ!」と確信するでしょう。私の演奏を真似するだけでも、今まで聴いたことのない美しいインヴェンションをあなたも弾くことができるでしょう。
インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV773
【解説】第2番なのに、なぜインヴェンションの中で最も難しいの?
インヴェンション 第3番 ニ長調 BWV774
【解説】バッハにしては珍しく自筆譜にスラーをこんなに書いたのだから、逆にスラーのない音はこう弾きましょう
インヴェンション 第4番 ニ短調 BWV775
インヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV776
【解説】なぜこの曲の16分音符にスラーを付けないほうがいいの?
インヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777
【解説】右手のタイミングを左手のちょうど真ん中に合わせないで下さい。当時のイタリア人歌手たちの演奏様式を適用すると?
インヴェンション 第7番 ホ短調 BWV778
【解説】この曲のテンポは? バッハの自筆譜や長男のための楽譜帳、弟子が書き写した楽譜から判断すると?
インヴェンション 第8番 ヘ長調 BWV779
【解説】バッハがこういう音の形のときにヴァイオリンの楽譜に書きこんだスラーを適用してみると?
インヴェンション 第9番 ヘ短調 BWV780
【解説】バッハはこの「長すぎるスラー」に何を託したのでしょう? ヒント:当時の「ヘ短調」の特別な意味は?
インヴェンション 第10番 ト長調 BWV781
【解説】9/8拍子であることや前半が3小節単位であることを分かりやすく伝えるにはどう工夫する?
インヴェンション 第11番 ト短調 BWV782
【解説】そんなに速く弾いていいの?バッハが自筆譜に追加した複雑な装飾音や、当時の半音階の特別な意味からすると?
インヴェンション 第12番 イ長調 BWV783
【解説】この曲の16分音符にブランデンブルク協奏曲のアーティキュレーションを取り入れるべき理由
インヴェンション 第13番 イ短調 BWV784
【解説】インヴェンションをこんなにゴツゴツ弾いていいの? バッハのカンタータのレチタティーヴォを参考にすると
インヴェンション 第14番 変ロ長調 BWV785
【解説】こういう曲は真面目に音価どおりに弾かないで、もっとデフォルメしましょう!
インヴェンション 第15番 ロ短調 BWV786
【解説】主題と無関係の冒頭の左手、これは何なの?どう弾くの?
追加の解説
YouTubeの再生回数獲得を狙った、挑発的な解説動画もご紹介します。表現はぶっ飛んでいますが、内容は至って真面目です。
インヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772
【感動】ついに、ついに現れたこの音! そのことに気づけば、心を込めずには弾けません
インヴェンション 第2番 ハ短調 BWV773
【感動】弾いてない音が鳴る!バッハが巧妙に仕組んだ魔法の種明かし
インヴェンション 第3番 ニ長調 BWV774
インヴェンション 第4番 ニ短調 BWV775
インヴェンション 第5番 変ホ長調 BWV776
【ダメ出し】プロなのに、他人の演奏をコピーして済ませるなんて…
【感動】バッハの時代にはまだ規則違反だった和声進行にうるうる…
インヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777
【感動】バッハの泣き笑い。サラッと弾き流すことなんかできません
インヴェンション 第7番 ホ短調 BWV778
インヴェンション 第8番 ヘ長調 BWV779
インヴェンション 第9番 ヘ短調 BWV780
【ダメ出し】みんな「ヘ短調」の意味を分かって弾いてるんだろうか?
インヴェンション 第10番 ト長調 BWV781
【ダメ出し】どうしてバッハが指定した装飾音をみんな無視するの?
インヴェンション 第11番 ト短調 BWV782
【感動】バッハが半音階、減音程、増音程に込めたメッセージを受け止める
インヴェンション 第12番 イ長調 BWV783
インヴェンション 第13番 イ短調 BWV784
【ダメ出し】みんな一本調子なんだよ!こんなに変化に富んだ曲なのに
