バッハの弾き方30日間無料ビデオレッスン

(提供:八百板チェンバロ教室)

今日の問題提起:

私が子供の時の記憶です。楽譜もなくレコードでこの曲を聞いていたのですが、どう聞いても冒頭の右手のソロが2拍子に聞こえるのです。そのレコードのピアニストは、すべての16分音符を一様にレガートで弾いていました。後になってこの曲を自分でも弾くようになって「なんだ、1小節ずつスラーが書いてあるじゃないか」と子供心に思ったものです。

では、そのスラーをどう演奏に反映させればよいのでしょうか?

ビデオの要約:

  • この曲を知らない人が楽譜も見ずに初めて聴くと、アーティキュレーションを何もしないと何拍子か分からない演奏になる
  • バッハは鍵盤曲にアーティキュレーションをほとんど書かなかった(弟子へのレッスン教材としての配慮)
  • この曲はバッハの鍵盤曲としては異例なほどスラーがしつこくしつこく書かれているので、スラーをしっかり表現する必要がある
  • スラーとスラーの間は、つなげずに隙間を空ける(つまりスラーの最後の音はいつも短く)
  • スラーのない音(特にアウフタクト)は、一音ずつ隙間を空ける

 

では、以上の解説を踏まえて、この曲を通してお聴き下さい。