
バッハのチェンバロ曲の多くは今、ピアノ教室で「練習曲」として機械的に弾かれています。
でも、マタイ受難曲やブランデンブルク協奏曲を機械的に演奏する人なんていませんよね?
チェンバロ曲だって、本当は美しい芸術音楽なんです。
では、バッハ自身はどう弾いたのでしょうか?
毎週2本のペースでどんどん追加します。どうぞご覧ください。
インヴェンション 第1番 ハ長調
ロマン派じゃないんだから、何でもかんでもレガートに弾かないで!
昔の「インチキ楽譜」に書かれた「間違い装飾音」を、そうと知らずに弾いている人が多すぎ
人の話を聞かないヤツって、嫌なヤツですよね。だったらそんなふうに弾かないで!
たくさん練習して楽々とに弾けるようになった所を、わざと難しそうに弾く理由
ゴルトベルク変奏曲 より アリア
晩年の偉大な超大作だからって、遅く弾きゃいいってもんじゃない。だいたいそれじゃ宮廷舞曲〇〇〇〇〇が踊れない
全く同じことを2回弾くなんて、バッハの時代だったら通用しなかったのに
楽譜どおりに正確に弾くことがバッハの意図に反してる場合、それでもあなたは楽譜どおりに弾きますか?
フランス組曲 第3番 より アルマンド
いくら昭和50年代とはいえ、あのレッスンはひどい! そのせいで私はバッハが嫌いになりました
身の毛もよだつ不協和音程を、そんなに気楽に弾き流さないでよ!
たぶんピアニストさんたちが知らない特殊な装飾音。バッハの意図は?だからどう弾く?
前奏曲 ハ長調 BWV989
なぜこういう8分音符は8分音符の長さで弾かないほうがいいのか?
フランス組曲 第3番 より サラバンド
歌えばいいってものじゃない。それじゃバロック音楽とは言えない。
インヴェンション 第10番 ト長調
「バッハ演奏の規則」と言われているものを杓子定規に当てはめると、こんなことに
インヴェンション 第8番 ヘ長調
バッハの8分音符は全部等しい短さで弾くのが原則? よくもまあそんなデタラメが言えたものだ
平均律クラヴィーア曲集第1巻より 前奏曲 ト短調
なぜかプロのピアニストが実践しない、バッハの時代のトリルの弾き方
32分音符は16分音符の半分の長さ? では弾きません。じゃあ、どう弾く?