
クイズです!
バッハが自筆譜の表紙に「とりわけカンタービレな奏法を習得するために」と書いた曲集は、次のうちのどれだと思いますか?
- フランス組曲
- アンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集
- 平均律クラヴィーア曲集第1巻
- ゴルトベルク変奏曲
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さあ、考えてくれていますか?
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ちゃんと考えてくださいね。
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一般的には「バッハ」っていうと「まじめで固い音楽」という印象を持つ人が多いみたいですよね。
でも、バッハ自身が、自筆譜の表紙に「とりわけカンタービレな奏法を習得するために」と書いた曲集があるんです。気になりますよね。
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さあ、どの曲集でしょうか?
え? あの曲集が?
騙してごめんなさい。上の4つの中に正解はありません。
正解は、なんと
- インヴェンションとシンフォニア
なのです。
意外でしょう?
現在のピアノ教育では、インヴェンションは「初級者が右手と左手を独立して弾けるようになるための練習曲」程度の扱いを受けているだけですよね。
つまり、今のピアノ教育の現場では、バッハが曲集に託したのとは全然違う目的でインヴェンションを教えているということです。
子供時代の私も含め、ピアノ教室でインヴェンションを弾かされた子供の多くがバッハを嫌いになるみたいです。
でも、それはインヴェンションが悪いのではないのです。
インヴェンションの使い方を間違っているのです。
インヴェンションが初級者のための練習曲でないなら、どういう曲集なのでしょうか?
その答をお伝えする前に、もう一つクイズに挑戦していただきましょう。
クイズその2
ピアノ教室で、インヴェンションと平均律クラヴィーア曲集のどちらを先に生徒に弾かせますか?
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「何言ってんだ。インヴェンションに決まってるだろう!」
そうですよね。某大手楽譜出版社が出している難易度表でもそうなっていますね。
でもバッハはその逆をしたという証拠があるんです。
ここまでの話をまとめると、こんな感じになるでしょうか。
「インヴェンションは、どうやら普通に考えられているような簡単な曲集ではないらしい」
それなら、インヴェンションはいったいどんな曲集なのでしょうか?
バッハ自身は、どういう目的でこの曲集を作り、どのように教育に使ったのでしょうか?
その疑問はあまりにも深く重要です。文章だけでお伝えすることなど到底できません。
そこで、その疑問に徹底的に答えるビデオ教材を作りました。
オンライン・ビデオ教材「バッハのインヴェンションってどんな曲?」

内容:
【第1章:バッハはインヴェンションをどういう目的で作ったか?】
【第2章:バッハはインヴェンションをどういう順序で教えたか?】
【第3章:バッハが言う「カンタービレな奏法」のための各種のテクニック】
【第4章:インヴェンション全15曲の演奏とワンポイント解説】
収録時間:
撮り下ろし限定公開ビデオ 5本 2時間41分
参考動画 60本 8時間24分
合計 11時間5分
この教材を聴き始めるとすぐに、あなたはこんなふうに感じるでしょう。
バッハはこの小さな曲に、そこまで高度なレッスンを詰め込んだのか!
具体的にこうすればインヴェンションをカンタービレに弾けるのか!
私もこの模範演奏を真似してインヴェンションを美しく弾きたい!
ここでしか学べない、秘密の情報の数々
【第1章:バッハはインヴェンションをどういう目的で作ったか?】
現在のピアノ教育では、インヴェンションは「初級者が右手と左手を独立して弾けるようになるための練習曲」程度の扱いを受けているだけです。
でも、バッハ自身ははるかに高い教育目的を持ってこの曲集を作ったということが、バッハの自筆譜にちゃんと書いてあります。
バッハの真意を知ることで、あなたは「この小さな曲に、そんなに高度なレッスンが詰まっていたのか!」と驚くでしょう。
【第2章:バッハはインヴェンションをどういう順序で教えたか?】
YouTubeを見ると、ピアニストが「インヴェンションのおすすめ学習順」「インヴェンションの難易度表」などと主観的に言っている動画がいろいろ見つかります。どれを信じたらいいのでしょうか?
じつは、バッハ自身が長男のためにインヴェンションを与えた順番が分かる資料が残されているのです。単なる指の難しさの順ではありません。
それだけではありません。バッハは長男にインヴェンションを与える前に、驚くべき曲集を弾かせていたことも分かります。
これらの情報によって、インヴェンションに対するあなたのイメージは完全に覆されるでしょう。
【第3章:バッハが言う「カンタービレな奏法」のための各種のテクニック】
こんにちの一般的な理解に反して、バッハ自身はインヴェンションの学習目的の一つに「カンタービレな奏法の習得」を挙げています。一見すると四角四面にも見えるインヴェンションの楽譜から、どうやってそんなことが可能になるのでしょうか?
ここでは、
- 装飾音
- アーティキュレーション
- アゴーギク(テンポやリズムを意図的に変化させること)
の3つについて、インヴェンションの中から多くの具体例を挙げて説明します。
バッハの時代には必須の表現手段だったこれらのテクニックが、現在のピアノ教育でバッハを教える場合にはほとんど、あるいは完全に無視されています。
でも、これらのテクニックによって、確かにインヴェンションをカンタービレに奏することができると、あなたも納得いただけるでしょう。「これなら私だってインヴェンションを美しく弾けそうだ!」とワクワクするでしょう。
【第4章:インヴェンション全15曲の演奏とワンポイント解説】
前の章まででお伝えしたバッハの意図を精一杯盛り込んだ、インヴェンション全15曲の私の演奏をお聴きいただきます。
併せて、曲ごとに1つのポイントを選んで具体的な弾き方を解説します。
それらの演奏と解説によって、あなたは「インヴェンションはこんなに美しい芸術作品だったんだ!」と確信するでしょう。
私の演奏を真似するだけでも、今まで聴いたことのない「カンタービレなインヴェンション」をあなたも弾くことができるでしょう。
あなたにとって、どれくらいの価値?
私は子供のときに、近所のピアノ教室でインヴェンションを機械的に弾かされて、すっかりバッハが嫌いになりました。
もし私がプロのチェンバロ奏者にならなかったら、私は今でもインヴェンションが嫌いなままだったかもしれません。ああ、考えただけでも恐ろしい!
あなたはどうですか?
- インヴェンションはずっと以前に弾いたきりになっていませんか?
- その時の弾き方は「とりわけカンタービレ」でしたか?
- 「イタリア協奏曲やゴルトベルク変奏曲などに比べれば、しょせんインヴェンションの価値なんてこの程度」と誤解したまま一生を終えてもいいのでしょうか?
日本人でインヴェンションを1曲でも弾いたことのある人が何十万人(何百万人?)いるのか知りませんが、このビデオ教材でお伝えする内容を理解している人は0.1%もいないでしょう。
そのトップ0.1%に仲間入りすることは、あなたの音楽人生にとってどれくらの価値がありますか?
オンライン・ビデオ教材「バッハのインヴェンションってどんな曲?」

内容:
【第1章:バッハはインヴェンションをどういう目的で作ったか?】
【第2章:バッハはインヴェンションをどういう順序で教えたか?】
【第3章:バッハが言う「カンタービレな奏法」のための各種のテクニック】
【第4章:インヴェンション全15曲の演奏とワンポイント解説】
収録時間:
撮り下ろし限定公開ビデオ 5本 2時間41分
参考動画 60本 8時間24分
合計 11時間5分
価格:25,000円(税込)
あなたの前には、2つの道があります
インヴェンションが初級者用の練習曲ではなく、本当はどんな曲集だったのかに関心を持ってくださったなら、あなたの前には2つの道があります。
- ひとつは、自分一人で頑張る方法です。
このページの上のほうで「バッハ自身が自筆譜の表紙に書いた目的」や「長男に与えた曲順」といったキーワードをご紹介しました。
このキーワードから専門書やインターネットを駆使して粘り強く調べれば、いつかあなたも私と同じ結論に達することができるでしょう。 - もうひとつは、もっとずっと早くて簡単な方法です。
インヴェンションが本当はどんな曲集だったのかについて、「今回新たに収録した2時間41分の限定公開ビデオ」で分かりやすく理解できます。
具体的にどう弾くかについて「60本(8時間24分)もの参考動画」も付いてきます。
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