「バッハに打ちのめされたようでした!」

2017年の冬に私の音楽観を大きく変えた一つの出会いと、そこから学んだ273の事柄、そしてあなたの演奏にも今すぐに取り入れられる一つの秘訣

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あなたも楽器を演奏したり歌を歌ったりするなら、音楽をする人の宿命として、こんな悩みをお持ちではありませんか?

世間では「名曲」と言われているのに、いまいち共感できない。これって、私の感性が足りないから? それとも聴き方のポイントを知らないから?

 有名な演奏家の録音をたくさん聴けば聴くほど、みんな違うから、自分の演奏に何をどう取り入れればいいのか完全に見失ってしまう。

 生徒がバロックに興味を持ってくれない。教師自身がよく分からないまま生徒に教えていて大丈夫なんだろうか?

もちろん私だって程度の差こそあれ似たようなものです。それでも、近年はかなり多くの面で自分の解釈に自信を持てるようになってきたと思っていたのです。でも、その自信は2017年の冬に一旦ガラガラと音を立ててくずれ落ち、1ヶ月余の徹底した試行錯誤の末に生まれ変わりました。今日はそのときに得た重要な成果の中から、あなたの演奏にも今すぐに取り入れられる秘訣を一つ具体的にお伝えしましょう。

 

直感に反する強弱についての意外な規則

楽譜に「ドレミファソラ」と上昇する旋律があったら、強弱に関して楽譜には特に何も書いてなくても、音楽的に美しく演奏しようと思ったらどうしますか? そう、「だんだん強く」演奏しますね。反対に「ドシラソファミ」と下降する旋律だったらどうしますか? そう、「だんだん弱く」ですね。私を含め、少なくともピアノ教育においては子供の頃からずっとそう教えられてきていました。

 

ところがです、ルネサンス時代からバロック時代、古典派を通ってロマン派の中ごろまで、その逆が原則だったというのです。「高い音ほど弱く繊細に、低い音ほど力強く」です。信じられますか?

もちろん、下降する旋律でもフレーズの終わりなら終わりらしく収めるとか、高い音でも特別強調されるリズムや激しい不協和音では強くするとか、状況に応じて変わります。それにしても、原則として「高い音ほど弱く繊細に、低い音ほど力強く」が規則だったと、数百年にわたる当時の文献に繰り返し繰り返し記述されたとのことです。私は今まで受けてきた音楽教育はいったい何だったんだ?と非常に複雑な心境でした。

 

私がそれを知ったのが2014年。私が音楽監督を務める新潟バッハ管弦楽団&合唱団の演奏にも2016年から適用し始めました。その間、アンサンブルで共演する仲間にも解釈の方針として機会あるごとに提案してきました。誰もが初めは疑心暗鬼でしたが、その都度、演奏がとても上品で内面的に深まることを実感しました。当時の宮廷音楽にしても、教会音楽にしても、一見直感(=本能)に反するこの規則によって、民衆の音楽とは正反対の特別な表情を手に入れたのでしょう。

 

エクササイズ:あなたの演奏を一気に上品に変える

ここであなたも試してみましょう。バッハでもモーツァルトでもいいですが、旋律をいくつか選びます。そして、「高い音ほど強く、低い音ほど弱く」を多少大げさに表現して歌ってみましょう(器楽曲でも、声に出して歌うほうが違いがよく分かります)。悪く言えば、何だか安っぽいというか、粗野な感じがしませんか? 一方で、騙されたと思ってその反対に「高い音ほど弱く、低い音ほど強く」を多少大げさにして歌ってみましょう。ここで気をつけるのが、高い音を弱くといっても気を抜くのではなく、むしろ「想いは一層強く、音量だけを弱く」するのです。するとどうなりますか? 強い感情を内に秘めることによって、宮廷音楽や教会音楽の高尚さと相まって、かえって説得力を持ちませんか?

 

さあ、これで今日から、あなたが演奏する音楽はバロックでも古典派でもロマン派中期でも、当時の演奏習慣に則ったとても上品で内面的な演奏に変身しますよ! こんにちの学会用語ではこの演奏習慣を「ヴォーカル・ピラミッド」と呼びます。覚えておきましょう。本場ヨーロッパの古楽界でも本格的に見直されてからまだ数年という最新の動向です。CDやYouTubeで当たり前に聴けるようになるにはまだまだ年月がかかるでしょうが、もう後には引き返せない大きな流れであることは確かです。

 

心の底から納得していないまま放置できない

と、偉そうなことを申し上げておきながら、私が専門とするチェンバロはタッチの加減で強弱を付けることが不自由な楽器です。肝心の自分の演奏で徹底的に検証して心の底から納得するに至らないままずるずると時が過ぎていきました。まさに冒頭に書きました悩み自分自身がよく分からないまま教えていて大丈夫なんだろうか?を放置するわけにいきません。

一念発起して、新潟県内にある3台のクラヴィコード(チェンバロと同時代に使われた、強弱自在な鍵盤楽器)を一堂に集めてのイベント(講習会&楽器体験会&コンサート)を2017年の3月に新潟でおこないました。それに向けて、2月から1台のクラヴィコードを借り切り、「冬ごもり」と称してバッハの作品を徹底的に検証したのです。

 

その「冬ごもり」を通して、私は大変なことに気がつきました。

今までの弾き方では表現が全く足りなかったなんて!

イベントを企画した当初は、クラヴィコードという珍しい楽器に直接触れていただいて、その上でこの「高い音ほど繊細に弱く(ヴォーカル・ピラミッド)」を実際の演奏でも紹介できたらいいなと考えていたのです。

ところが、そんな程度では済まなくなったわけです。強弱だけにとどまらず、私の音楽観の見直しはあらゆる面に及びましたクラヴィコードという楽器自体が教えてくれる表現の可能性と正面から向き合った結果、自分の今までの弾き方では表現が全く足りなかったことを悟りました。そして、演奏時間1分とか2分とかのバッハの教育用の小品の中にも、本当に深い精神と美しさがしっかり刻まれていることを今まで以上に痛感し、そんな小品を書く時でさえバッハは鍵盤楽器というものをはるかに超越した世界を見つめていたのだと思い知らされました。まさにバッハに打ちのめされたようでした。そこで、当初考えていたイベントのタイトルも変更し、副題に「バッハの教育用諸作品の本当の美しさ」という言葉も加えました。

 

曲の途中で何度も何度も遅くなったり速くなったり、不意に立ち止まったり、転げ落ちたり、ある音だけ突然聞こえないほど弱くなったり、一瞬の静寂の直後に怒ったように激しく打ち付けたり、一定のテンポで進むことは数小節も続かない・・・

こんなふうにバッハを弾いたら、人々は私のことをどう言うでしょうか? 「バッハでしょ? そんな演奏は誰もしていないし、変だ。」と言うでしょうか? でも私はもう後戻りできません。バッハの音楽についての基準がすっかり変わってしまったのです。

 

2017年3月20日、新潟県内の3台のクラヴィコードを集めたそのイベントの当日は、客席から何度も「ああ・・・」というため息が聞こえました。その日の私は、慣れないクラヴィコードを上手に弾けたかどうかなどという事よりも、バッハのこんなに短い教育用の小品がこんなにも美しいのだという事を他の方々と共有できたのが、何よりも嬉しかったです。

 

すっかり変わってしまったその基準によって、その後の私のチェンバロやオルガンの演奏も変わり、新潟バッハ管弦楽団&合唱団での指揮も変わりました。

あなただって、もしあの場にいらっしゃったなら、楽器を弾く方なら弾き方が大きく変わったでしょうし、熱心なリスナーの方なら聴き方が根本的に変わったことでしょう。

 

DVDの製作

もう終わってしまったイベントについてこんなふうに長々とお話しするのには理由があります。その日の講習会を収録したDVDができたのです。友人たちの力を借りて手作りしました。3枚組、4時間18分もの時間をかけて、クラヴィコード誕生の歴史からバッハとの重要な関係を経て、バッハの教育用諸作品35曲(解説項目273個)までを論じた力作です。A4版21ページの解説冊子も付いています。

 

以下に内容をご紹介しましょう。

バッハ最愛の鍵盤楽器クラヴィコードに浸る一日

クラヴィコードで再発見! バッハの教育用諸作品の本当の美しさ

DVD3枚組(収録時間4時間18分) 21ページの冊子つき
収録:2017年2月20日(月祝)10:30~16:00 りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)練習室4
講師:八百板正己
撮影・編集:中村雅明
カバーデザイン:たんざわ騎士
企画・制作:八百板チェンバロ教室

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1.クラヴィコードとは何なのか? その魔力の秘密と歴史的意義

1.1 はじめに

1.2 外観

1.3 同時代の鍵盤楽器との使われ方の違い

1.4 クラヴィコードの発音原理

1.5 クラヴィコード誕生までの歴史

1.6 教育用楽器としてヨーロッパ各国で普及したクラヴィコード

1.7 あらゆる鍵盤楽器演奏の基礎とされたクラヴィコードの演奏技術

1.8 ドイツで特に愛用されたクラヴィコード

1.9 クラヴィコードの復活

2.バッハにとってのクラヴィコード

2.1 幼少時代のバッハとクラヴィコード

2.2 クラヴィコードを用いたバッハの鍵盤楽器教育

2.3 バッハの鍵盤曲に見るクラヴィコードの大いなる可能性

2.4 無伴奏ヴァイオリン曲をクラヴィコードで弾いたバッハ

3.バッハの時代の強弱に関する重要な規則

3.1 ヴォーカル・ピラミッド

3.2 メッサ・ディ・ヴォーチェ

4.バッハの教育用諸作品をもっと大胆に弾く!

4.1 小前奏曲

《ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集》より

  • 前奏曲 ハ長調 BWV924
  • 前奏曲 ニ短調 BWV926
  • 前奏曲 ト短調 BWV930
  • 前奏曲 ニ長調 BWV925

《ヨハン・ペーター・ケルナーのコレクション》より

  • 前奏曲 ハ長調 BWV939
  • 前奏曲 ニ短調 BWV940
  • 前奏曲 イ短調 BWV942
  • 前奏曲 ハ短調 BWV999

《クラヴィーア初歩者のための6つの小さな前奏曲》より

  • 前奏曲 ハ長調 BWV933
  • 前奏曲 ハ短調 BWV934
  • 前奏曲 ホ短調 BWV938

4.2 インヴェンション

  • 第1番 ハ長調 BWV772
  • 第4番 ニ短調 BWV775
  • 第7番 ホ短調 BWV778
  • 第10番 ト長調 BWV781
  • 第13番 イ短調 BWV784
  • 第11番 ト短調 BWV782
  • 第6番 ホ長調 BWV777
  • 第2番 ハ短調 BWV773

4.3 シンフォニア

  • 第4番 ニ短調 BWV790
  • 第7番 ホ短調 BWV793
  • 第11番 ト短調 BWV797
  • 第9番 ヘ短調 BWV795

4.4 平均律クラヴィーア曲集第1巻

  • 前奏曲 ハ長調 BWV846/1
  • 前奏曲 ニ短調 BWV851/1
  • 前奏曲 変ホ短調 BWV853/1
  • 前奏曲 ホ短調 BWV855/1
  • フーガ ホ短調 BWV855/2
  • 前奏曲 嬰ヘ長調 BWV858/1
  • フーガ ト短調 BWV861/2
  • 前奏曲 イ短調 BWV865/1
  • 前奏曲 ロ短調 BWV869/1

4.5 平均律クラヴィーア曲集第2巻

  • フーガ ニ短調 BWV875/2
  • 前奏曲 イ短調 BWV889/1

 

5.バッハの傑作「半音階的幻想曲」を徹底的に味わう

 

世界最新の動向に追い付くための投資

クラヴィコードは、隣の部屋に行くともう聞こえなくなるくらいに音が小さすぎる楽器です。最新の録音機器と技術を用いて大手のメーカーが発売するCDでさえ、その魔法のような音を再現することはほとんど無理と言われています。それでも、このDVDで4時間以上かけてクラヴィコードの世界にどっぷりと浸って、しかも何度も何度も繰り返しご覧いただくなら、あなたの音楽観は必ずや大きく変わると信じます。

バロック音楽の演奏におけるこの最新の動向は世界的にももう後には戻れない確かなものです。歴史的な資料に基づいた演奏習慣は、一時の流行などを超えて真実として受け入れられるというのが、今のクラシック音楽会の世界的な流れです。あなたもこの世界の最新の動向にいち早く追い付くために、今ここで投資なさってはいかがでしょうか?

私がここに至るまでどんなに遠回りをしてきたかを思うと、あなたには私と同じ遠回りをして長い年月を無駄にしていただきたくありません。このたびご用意した3枚のDVDと21ページの冊子で、必要な長い年月を一気にショートカットしてください。

 

無料お試し

この価値ある情報を、あなたにもぜひ知っていただきたいのです。今回、発売記念としてこのDVDの無料お試しを提案します。DVDが届きましたら、まず一週間かけて納得いくまでご視聴下さい。そのうえで、「これは今後も手元に置いておきたい」とお感じになりましたら、代金の振り込みをお願いします。

お値段は6,900円、発売記念で送料も私が負担いたします。

お手元に届きましたら、まず一週間かけて納得いくまでご視聴ください。それで「バッハの音楽に対する見方が変わった」と感じましたなら、DVDと一緒にお送りする振替用紙で代金をお支払いください。もし、時間をかけて視聴するほどの意味がないとか、お手元に置いておく価値がないとお感じになりましたら、遠慮なくご返品ください代金は頂きません。

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お客様の声

このDVDをお買い上げいただいたお客様から嬉しい感想が届きました。

素晴らしいDVDをありがとうございました。その素晴らしさをもう少し具体的に申し上げますと…

  • 興味深い知識が満載

ヘンデルは、クラヴィコードがなかったら音楽家になっていなかったかも…など、びっくり知識が満載で、音楽がますます身近に感じられます。先生のよどみのない語り口もすごいです。台本を読んでいらっしゃるわけではないのに、わかりやすくまとまっていて、先生がいつも音楽とともに暮らしていらっしゃるんだなあ、と感動しています。

  • 詳しい楽曲分析

これをトップにもってくるべきだったかもしれません。今まで何も考えずに弾いていたところの美しさに気づかせていただきました。ほどんどメトロノーム通りに弾いていましたが、先生のレッスンのおかげでもっと自由に弾いていいんだとわかりました。減七の和音の意味も初めて聞きました。このように詳しく分析していただくと、その曲がますます好きになります。

  • 先生の演奏

もちろん、講義の最後の先生の演奏が感動的なのは申すまでもありません。新たな知識をたくさんいただいた後に聴くと、ますます魅力的です。先生の、音楽への愛が伝わってきます。

 

思いつくところを書いてみました。これからも、先生のレッスンDVDをたくさん出していただけると嬉しいです。スタッフの方々にもよろしくお伝えください。

末筆になりましたが、先生のご健康とますますのご活躍をお祈りいたします。(2017年10月27日 東京都多摩市 Y様)

 

このDVDの内容を3月の講習会で実際に受講された方の感想を一部ご紹介します。あなたにとっても、またとない学びの機会となることを願っています。

一日中クラヴィコードで弾く音楽にひたっていることができました。うまく言えませんが、とても高い(?)そして孤独な精神性の中に漂っていたような気持ちでした。明日からは現実にもどらなくては・・・という気持ちと、もどるのが怖いような気持ちです!(新潟市 M様)

クラヴィコードのコンサートで演奏を聴いたり少しさわらせていただいたことはありましたが、クラヴィコードの基本をじっくり教わることができて、午前の講義だけでも大変な収穫でした。(山形県長井市 S様)

 クラヴィコードの音、はじめて聴きました! 弾き方がこんなに違い、繊細さを要求される楽器だなんて知りませんでした。(山形県小国町 U様)

 

送料サービスと無料お試しはいつまで続けられるか分かりません。どうぞ今のうちにお申し込み下さい。あなたからの嬉しいご連絡をお待ちいたします。

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